2021.12.16 通販支援
「置き配」利用率が54%に、2年で倍増…利用場所の1位は「玄関先」
郵便受け・宅配ボックスシェアNo.1の(株)ナスタが15日発表した『置き配に関する実態調査』の結果によると、置き配サービスの利用率は53.9%となり、withコロナ時代での非対面需要もあり、19年から約2倍に増加。一方で、53.0%が安全性に不安を抱いていた。

置き配で利用する場所1位は「玄関先」、2位は「宅配ボックス」
同様の調査は、2019年8月と11月、21年2月の発表以来、4回目。今回は12月7、8日に、20代~60代以上の置き配サービス利用者1000人(男性500人、女性500人)を対象に、置き配の普及度合いや、サービス利用者の実体験、満足度などを検証した。
それによると、置き配サービスの利用率は初めて過半数を超え、53.9%となった。前回調査時は47.2%で、6.7ポイント増加。19年10月の調査時は26.8%だったことから、2年で約2倍になり、「置き配」の普及が拡大していることが鮮明になっていた。
置き配サービスで荷物を受け取る際、最も多く利用している場所は、「玄関先」が61.0%と最も多く、次いで「宅配ボックス」が25.5%だった。置き配利用時に経験したことについては、「指定した場所に置いてもらえなかった」が14.6%、「届いた荷物が濡れた」が12.2%と、2人に1人が何らかのトラブルに遭っていることが分かった。
同時に、置き配サービスに対して53.0%が不安を抱いていることも明らかに。指定場所別にみると、「玄関先」利用者の59.3%が不安だと思うと回答したのに対し、「宅配ボックス」利用者は33.7%。受け取る場所によって不安に差があることが判明した。
「置き配」を利用したくない理由は48%が「盗難の不安があるから」
ただ、76.4%が「今後も置き配サービスを利用したいと思う」と回答。その理由は、「再配達になる心配がないから」が37.7%と最も多く、再配達を依頼する手間や、荷物が受け取れなかったストレスが解消されることへの満足度が高いことが分かった。
一方、「今後は置き配サービスを利用したいと思わない」という回答は23.6%で、その理由は、「荷物が盗まれないか不安だから」が48.7%と最も多く、盗難への懸念や実体験が障害となっているようだった。
調査を終えてナスタは、19年調査から2年、置き配利用率は過半数を超え、コロナ禍にも対応したサービスとして広まってきている。一方で、求められているサービスにも関わらず、受け取る場所によって不安に差が生じ、普及の妨げになっている。「置き配」が消費者のためのサービスとなるよう、今後も商品開発・サービス向上に努めていきたいとしている。
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