2021.12.15 通販会社
ヤーマン2Q、海外部門が好調…上半期の売上高・純利益は過去最高に
ヤーマン(株)が14日発表した2022年4月期第2半期(21年5~10月)連結決算は、売上高が前年同期比11.6%増の209億700万円、営業利益が同2.5%減の39億2500万円、純利益は同18.7%増の27億9600万円となった。

店舗販売が売上回復、中国越境ECのセール「独身の日」が好調
コロナ禍の拡大に抑制の傾向が見られ始めて店販部門が売上を回復させたことや、海外部門も引き続き好調を維持したことから、上半期の売上高と四半期純利益は過去最高となった。顧客ニーズにマッチした製品ラインナップの充実や、全社的な広告宣伝活動の強化などを通じ、通販・店販・直販・海外の各販路の最適化に努めた。
特に中国国内市場では、15年の進出以来、美容機器のリーディングカンパニーとして健全な市場形成を支援することに資金を投下し、美容機器の可能性を広げていく取り組みを続けてきたことが奏功。最大のセールスデー「独身の日」に向けた売上は、今年も電子美容機器部門の販売実績と売上シェアで第1位を記録し、連続記録を6年と伸ばした。
地上波テレビ通販の視聴率低下で通販部門は減収減益
通販部門の売上高は前年同四半期比3.9%減の26億2700万円、セグメント利益は7.3%減の11億300万円となった。 ショッピング専門チャンネル向けの販売は堅調に推移したが、オリンピック・パラリンピックの開催期間を中心に地上波テレビ通販の視聴率が低下した。
店販部門の売上高は前年同四半期比31.2%増の45億8800万円、セグメント利益は同38.3%増の14億600万円。直営店や百貨店などは集客に苦戦したが、家電量販店向けの販売が、フェイスケアカテゴリ、シェーバーカテゴリ、ボディケアカテゴリでいずれも売上シェアを大きく拡大。理美容向けに展開しているプロフェッショナルブランドも好調だった。
海外部門は売上36%増・営業利益16.9%増と好調
直販部門の売上高は前年同四半期比16.5%減の55億5700万円、セグメント利益は同7.3%減の27億9100万円。インフォマーシャル(インフォメーションとコマーシャルを合わせた造語で、テレビショッピングの手法)の比重を弱めてECへの転換を図り、新製品やリピート商材を中心に、下半期以降の売上拡大も見据えた積極的な広告投資を行った。
海外部門の売上高は前年同四半期比36.7%増の75億700万円、セグメント利益は同16.9%増の24億3000万円。中国市場で家庭用美容機器市場の規模が拡大する中、Tmallを中心とした ECによる販売が好調を維持。ヤーマンブランドの認知も年々高まっている。まだ金額的に些少ではあるものの、ロシアへの販売も順調に立ち上がってきている。
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