2021.12.03 調査・統計
クックパッド「食トレンド大賞21」、大賞は「オートミールごはん」
クックパッド(株)は2日、クックパッドの検索キーワードやアクセス数などのデータを参考に、2021年を象徴する食・料理のトレンドと22年の流行の兆しを選出する、『食トレンド大賞2021』と『食トレンド予測2022』を発表した。大賞は、検索頻度が2年間で9.4倍伸びた「オートミール」を米の代替食品として活用する「オートミールごはん」だった。

今年のキーワードは代替食品・高タンパク・マリトッツォ・季節のイベント・調理家電
『食トレンド大賞』は、その年を象徴する食・料理のトレンドと、翌年に流行の兆しがあるトレンドをピックアップ。17年から毎年この時期に発表しており、5回目。「クックパッド」の検索・アクセスログデータを分析できる「たべみる」や「クックパッドニュース」など、SNSや各種メディアで話題となったトピックスと有識者が注目する動向などをもとに独自に選出している。
『食トレンド大賞2021』は、「オートミールごはん」の大賞をはじめ、「プロテインおやつ」「マリトッツォ」「調理家電で時短ごはん」「食で楽しむ季節のイベント」「バタフライピー」「進化系フライドチキン」が入賞。また、今年のキーワードとして「代替食品」「高タンパク」「マリトッツォ」「季節のイベント」「調理家電」を選んだ。
「オートミール」の検索頻度が19年から9.4倍に伸長
昨年から人気だった「オートミール」が、お米や小麦粉の代わりに食べる「代替食品」として注目が集まった。ダイエット・健康志向の高まりや低糖質・食物繊維の豊富さから、クックパッドのレシピ検索頻度も上昇。「ご飯」「チャーハン」「おにぎり」といったキーワードと組み合わせた検索頻度が急増し、「オートミール」の検索頻度は、19年から9.4倍に伸長した。
21年は、コロナ禍が家庭料理にも影響を与えた。8月の調査では71.2%が「自宅で過ごす時間が増えた」、52.7%が「おうち時間を楽しむ工夫をした」と回答。手間をかけて旬の食材を楽しむ「手仕事」関連レシピや、季節の移ろいを感じる行事食の検索頻度が高まった一方、手間をかけずに本格的な味わいを家庭で楽しめる「電気調理鍋」が人気となるなど、「手間を楽しむ」傾向と「効率化」の二極化が目立った。
そのほかの傾向として、台湾発祥の「ダージーパイ」をはじめとした「進化系フライドチキン」、鮮やかな青が印象的な「バタフライピー」など、SNSや動画プラットフォーム発のトレンドも見受けられた。
食トレンド予測22は「豆腐干」「ポークビンダルー」「半熟カヌレ」「モクテル」「デュカ」など
『食トレンド予測2022』では、「豆腐干」「ポークビンダルー」「半熟カヌレ」「モクテル」「デュカ」を選んだ。来年は「新感覚」がキーワードに。中東のブレンド調味料「デュカ」やカレーの新たな潮流「ポークビンダルー」、中華食材の「豆腐干」など、いつもと違ったエスニックな味付けや食感を楽しめる料理・食材の人気が高まりそうだ。
専門店が続々とオープンしており、在宅時間のお菓子作りとしてもレシピ検索頻度が上昇している「カヌレ」は、新食感の「半熟カヌレ」に注目。健康志向の高まりや飲食店のアルコール提供自粛期間中の救世主として人気となり、定着しつつあるノンアルコールカクテル「モクテル」は、毎シーズン飲料メーカーから新商品が紹介されており、22年も目が離せない。
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