2021.09.10 通販会社
オークローンマーケティングに課徴金517万円、テレビ通販で表示違反
消費者庁は9日、電気の刺激で筋肉を鍛えるEMS機器により、著しい痩身効果が得られると宣伝したとして、(株)オークローンマーケティング(愛知県名古屋市、青谷宣孝代表)に対し、景品表示法違反による課徴金517万円の支払いを命じたと発表した。同社は2020年3月31日に措置命令を受けていた。

表示例(消費者庁の発表資料より)
表示例(消費者庁の発表資料より)
大げさな痩身効果をうたってEMS機器を販売
同社はBS放送のテレビショッピング番組「ショップジャパン」で、EMS機器「スレンダートーン アブベルト」とバランスボールをセットにした製品を販売。
番組内では、「102.4センチあったウエストはなんと88センチに。驚きのマイナス14.4センチ」、「なんと、マイナス19.6センチのお腹引き締めに成功。出産前のお腹を取り戻した」などとうたっていた。
これに加えて、「激しい運動ナシ!」、「過激な食事制限ナシ!」、「巻くだけでお腹が引き締まる!」の文字も見られた。
同製品を腹部に使用すると、電気の刺激によって腹部の筋肉が鍛えられ、1カ月または6週間でウエストが大幅に減少すると思わせる宣伝内容だった。
「※効果には個人差があります」などは打ち消し表示に該当せず
しかし、同社が消費者庁へ提出した効果の裏付け資料は、合理的な根拠と認められなかった。
また、番組内(2018年12月20日放送)では、「※スレンダートーンと適切な栄養管理も行った結果です」や「※効果には個人差があります」などと表示していたが、消費者が受ける効果に関する認識を打ち消すものではないと判断された。
消費者庁では番組内容が景表法に違反すると認定。課徴金の対象期間を18年12月20日~19年6月15日とし、同社に対して来年4月11日までに517万円を支払うように命令した。
自社ホームページで報告
同社は9日、自社ホームページで「消費者庁からの課徴金納付命令について」と題する声明を掲載した。
そのなかで、「今回の課徴金納付命令を真摯に受け止め、引き続き広告表示のチェック体制の強化や社員教育の徹底等、再発防止に努めてまいります」とコメントしている。
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