2021.07.20 調査・統計
21年上半期デジタル家電販売数、PCカメラが60%増
(株)BCNは19日、デジタル家電の2021年上半期(1~6月)で最も販売数が多かった「上半期No.1メーカー」を発表した。全国の量販店24社のPOSデータを日次で集計したランキングに基づき、主要110カテゴリ(ハードウェア86、ソフトウェア24)についてまとめた。、

有機ELテレビの販売数が57%増
集計した全110カテゴリの実売状況によると、上半期のデジタル家電市場は、販売数の前年同期比が101.1%と微増。販売金額は104.0%と前年を上回った。カテゴリ別に見ると、販売数で前年を上回ったのが40カテゴリ、販売金額では39カテゴリだった。
最も伸び率が高かったのがPCカメラ。販売数は前年比160.5%、販売金額でも155.4%を記録した。新型コロナウイルス感染症拡大に伴ってオンライン会議が一般化。そこで必須ともいえるPCカメラは、コロナ禍で最も販売が拡大したカテゴリーといえる。次いで伸びたのが有機ELテレビ。販売台数で157.3%、販売金額でも139.8%と活況。大型化が進む薄型テレビ市場でワンランク上の製品を求める層からの人気を集めた。
液晶テレビで『TVS REGZA』が上半期No.1に
SIMフリースマートフォンも販売が伸び、台数144.1%、金額182.5%と好調だった。そのほか、DTM関連機器が台数135.3%、金額142.5%、UPSが台数134.0%、金額127.5%、NASが台数121.0%、金額128.0%、LANカードが台数122.0%、金額128.6%と好調だった。
今期の上半期No.1で、特に大きな変化があったのが液晶テレビ(4K未満)だ。昨年までの年間シェアで17年連続17回のNo.1を獲得しているシャープを抑え、TVS REGZAが上半期No.1を獲得した。テレビカテゴリーではこのほか、液晶テレビ(4K以上)と有機ELテレビでソニーが上半期No.1を獲得した。しかし、いずれも僅差だった。
アマゾンジャパンほか24社から集計
HDD内蔵とSSD内蔵の2部門で上半期No.1を獲得したのがウエスタンデジタル。いずれの部門も昨年の年間No.1企業をかわしてトップに立った。巣ごもり需要で盛り上がっているカテゴリーの一つ、電子ピアノ部門ではカシオが30.8%のシェアで首位を獲得。しかし、2位ヤマハは29.0%と肉薄しており、年間No.1の獲得までにはまだまだ波乱がありそうだ。
集計対象の24社はアマゾンジャパン、エクスプライス、エディオン、NTTレゾナント、玉光堂、ケーズホールディングス、コジマ、サンキュー、上新電機、ストリーム、ソフマップ、ZOA、ドスパラ、ナニワ商会、ビックカメラ、ピーシーデポコーポレーション、Project White、ベスト電器、三星カメラ、ムラウチドットコム、ユニットコム、ラオックス、楽天ブックス、綿半ドットコム。
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