2021.05.24 通販会社
シニア女性通販誌「ハルメク」、販売部数37万部で4期連続女性誌1位
(株)ハルメクはこのほど、自社が発行するシニア向け女性誌「ハルメク」の2020年下半期(7~12月)の販売部数が上半期から5万2000部伸び、月刊平均販売部数37万3000部を記録したと発表した。日本ABC協会によると、女性誌では4期連続で第1位、全雑誌中第2位の販売部数で、下半期の増加販売部数は全雑誌中No.1となった。

コロナ禍の必要情報発信・自宅直送の強みで部数を拡大
「ハルメク」は、50代以降の女性の心豊かな生きかた・暮らしかたを応援する雑誌。強みは「徹底した読者目線」といい、読者のニーズを色濃く反映していることから多くのシニア女性に支持されている。コロナ禍でも部数増となった利用について、山岡朝子編集長は2つの要因を挙げる。1つは「コロナ禍でこそ必要な情報をタイムリーに届けたこと」。例えば、スマホの使い方の特集。デジタルシフトから取り残されていたシニア世代に支持され、爆発的な売れ行きだった。
また、外出自粛が続く中、家でできる筋力維持や認知症予防について解説したり、料理、手作りなど家での時間が楽しくなるような特集も企画。「その時々に必要とされる情報を徹底的に考えて形にする力は『ハルメク』の真骨頂。今期はそれが最大限に発揮された」。第二の要因は、「自宅直送という独自の販売スタイル」だという。
3000人規模の会員組織「ハルトモ」の意見を吸い上げ
「ハルメク」によると、読者から届く意見はがきは毎月2000枚以上。編集部ではすべてに目を通し、重要だと感じた意見はデータ化して全社に共有するなど、読者の小さな意見まで吸い上げている。また、「ハルトモ」という 3000人規模の会員組織があり、年50回以上の座談会やアンケートを行い、そこで得た生の声をもとに雑誌を作り上げている。読者の要望をダイレクトに収集・分析できる仕組みこそが、雑誌「ハルメク」が支持される理由となっている。ハルメクホールディングスは、雑誌を入り口としながらも、「顧客とともに商品開発を行う通販事業」として、売上の8割が通販事業で構成されている。同時に、シニアのデジタルシフトを見据えて18年に開始したデジタルコンテンツ「ハルメク WEB」は、2年で570万PV 数を達成。雑誌とは違う形で読者に楽しんでもらえる幅広いコンテンツを展開している。
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