2021.04.07 通販会社
コロナ禍で「免疫力の向上」関連の健康食品が幅広い世代で人気に
(株)矢野経済研究所がこのほど公表した「健康食品に関する消費者アンケート」のまとめによると、摂取目的で多かったのは、幅広い年齢層で「免疫力の向上」。長引くコロナ禍の影響で関心が高まっていることの反映ともいえそうだ。
60~70代女性の4割が健康食品を摂取
調査は、健康食品(サプリメント)の摂取経験がある20~70代以上の男女1200人に、その利用状況などについて2020年12月に実施。年齢(20~30代、40~50代、60~70代以上)と性別(男女)の6つに区分し、それぞれを比較分析した。
現在摂取している人は、若年層(20~30代)の男性が2割弱で最も低く、年配層(60~70代以上)の女性が4割弱で摂取の比率が最も高い結果となった。
男性では、摂取している種類が最も多いのは若年層(20~30代)の2.45種類。支出金額が最も高いのは年配層(60~70代以上)の3108円だった。一方、女性では、種類、支出金額ともに年配層ほど高くなる傾向が見られ、1か月平均の支出金額が4000円を超えていた。
若年層はドラッグストア、中年層は通販で健康食品を購入
また、購入場所は、若年層で「ドラッグストア、薬局・薬店」(男性59.5%、女性63.5%)が高いのに対し、中年層(40~50代)以降では「通信販売」(男性51.5%、女性57.5%)がトップ。さらに年配層で通販の比率(男性65.0%、女性70.5%)が高くなる傾向が見られた。
利用し始めたきっかけは、若年層~中年層は男女とも、「ネットで自分で検索して」が最も多く、年配層は男性が「ネットの広告を見て(30.0%)」、女性が「テレビCMを見て(28.0%)」がトップだった点が対照的だ。
また、年配層の女性でも2位が「ネットの広告を見て(24.0%)」であり、在宅時間が増えてネットを見る機会が増える中、年配層でもネット広告を契機に健康食品を購入する機会が増えていることが示唆される結果となった。
健康食品を摂取する目的は、「免疫力の向上」が男性の若年層(20.5%)と年配層(24.0%)、女性の年配層(24.5%)と2割を超えており、コロナ禍において「免疫」に対する関心の高まりを示している。
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