2021.04.01 通販会社
西松屋最終決算は大幅増益、純利益が7.7倍の82億円…PB商品が好調
西松屋チェーンがこのほど発表した2020年2月期(20年2月21日~21年2月20日)決算は、売上高が前期比11.5%増の1594億1800万円、営業利益が同533.7%増の120億9400万円、純利益は同668.0%増の82億7600万円となった。
自社ECサイトを構築へ
今期はコロナ禍の1か年だった。子供服やマタニティ・ベビー用品の専門店として感染防止の取り組みを実施した上、全国の店舗で営業を続けてきた。47都道府県への店舗拡充をさらに進めるため、今期の新規出店は36店舗。一方で不採算店舗のスクラップやリプレースも行い、33店舗を閉鎖し、期末時点での店舗数は1009店舗となった。
インターネット販売では、収益性の改善を図りながら一部地域で商品の店舗受取りサービスを新たに開始。売上拡大に向け、今後は自社ECサイトの構築に取り組む方針だ。タブレット端末の導入など、ITを利用した作業効率化を行うことで業務システムを見直し、店舗での作業手順の改善と単純化に繋げることで、コスト削減に努めた。
次期は10%程度の増収増益を予想
商品面では、手ごろな価格とプライベートブランド商品の売上が順調に推移、プライベートブランド商品の海外販売に向け、新たな市場と顧客の開拓に取り組んでいる。併せて、仕入計画とシーズンごとの在庫管理を徹底したことで売上総利益率が改善した。
今後の見通しについては、引き続き全国各地に標準化された店舗の積極的出店、自社EC
サイトの構築、プライベートブランド商品の開発推進などとともに、ITなどの利用により店舗での作業手順の改善と単純化に繋げ、さらなるローコストオペレーションを推進する。
次期の22年2月期(21年2月21日~22年2月20日)業績予想は、売上高が1700億円(前期比6.6%増)、営業利益が137億円(同13.3%増)、純利益は91億4300万円(同10.5%増)を、それぞれ見込んだ。コロナ禍の影響に関しては不透明としているが、売上高は前期と比較して大きな変動はないとしている。なお、25年2月期を達成年度として「売上高2000億円、経常利益200億円」の中期目標を掲げている。
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