2021.02.02 通販支援
SGHD、3Qは大幅な増収増益…巣ごもり消費で取扱個数が増加
SGホールディングス(株)がこのほど発表した2021年3月期第3四半期(20年4~12月)連結決算は、売上高にあたる営業収益が前年同期比9.7%増の9820億円2400万円、営業利益が同38.4%増の885億3300万円、純利益が同66.2%増の631億円となった。
営業収益の増加は、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、テレワークの推進など企業による働き方の変化や、消費者のライフスタイルの変化によるEC市場の拡大を背景に取扱個数が増加したことによる。
ロジスティクス事業の営業利益が386%増に
セグメント別の業績では、デリバリー事業の営業収益は前年同期比5.3%増の7667億 9000万円、営業利益は同26.4%増の632億1700万円となった。BtoBの取扱個数は経済活動の持ち直しにより回復傾向で推移しているものの減少。BtoCの取扱個数はEC市場の拡大を背景に増加し、取扱個数は同6.0%増加した。
「TMS(Transportation Management System)」をはじめとする、グループ横断の先進的ロジスティックプロジェクトチーム「GOAL」の営業活動、「Xフロンティア」の中継センターの一部稼働開始による物量増への対応と安定した品質の提供、輸送ネットワーク全般の生産性向上に取り組み、増収増益となった。
ロジスティクス事業は、営業収益が前年同四半期比41.5%増の1448億4600万円、営業 利益が同386.4%増の100億6700万円となった。上期に海外における個人用防護具の緊急国際輸送を継続的に受託したことに加え、下期以降の既存顧客の物量回復、コンテナ需給がひっ迫する中で航空および海上コンテナのスペースを確保できたことにより、フレイトフォワーディングの収益が増加した。
業績予想を上方修正
また不動産事業においては、計画的に保有不動産を売却し、営業収益は前年同期比 45.7%増の210億5900万円、営業利益は同 56.4%増の107億100万円だった。
第3四半期の業績と足元の状況などを踏まえ、20年10月に公表した21年3月期の通期業績予想を見直し、上方修正した。営業収益は220億円増加の1兆2700億円(前期比8.2
%増)、営業利益は30億円増加の1000億円(同32.6%増)を見込んだ。
1月の緊急事態宣言再発令が出荷量にマイナスに影響する可能性がある一方、企業の働き方や消費者のライフスタイルの変化により、EC市場は引き続き拡大が見込まれている。社会インフラを担う物流企業グループとして、持続的で安定的なサービスの提供とともに、変化するユーザーニーズに対応した輸送サービスを提供するとしている。
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