2020.12.09 調査・統計
年末年始、4割が帰省・旅行を中止に…電子マネーでお年玉送金も
auコマース&ライフ(株)が8日公表した「年末年始の過ごし方に関する最新意識調査」によると、コロナ禍の中、「旅行を中止した」「帰省を中止した」など、約4割が年末年始の予定を変更したと答えていた。11月6日~7日、全国20~60代の男女500人に聞いた。
コロナ禍で74%が「外出に不安」
それによると、勢いが収まらないコロナ禍の現況に、「大変不安を感じる(20.8%)」「やや不安を感じる(53.4%)」と、合わせて74.2%が外出に不安を感じていることが分かった。一時はGo To トラベルやイート事業などをきっかけに外出の動きも活発化していたが、6割以上が「不安を感じる」と回答した6月の調査と比べても、不安感は拭い切れない状況が続いている。
また、感染拡大が収まる時期については、「1年後(37.1%)」「3年後(33.0%)」「5年後以上(11.8%)」と、全体の81.9%が1年以上かかると考えていることが分かった。こうした状況で迎える初めての年末年始。予定していた計画を修正・変更した人は、全体の38.3%に及んでいた。「旅行を中止した(46.3%)」「帰省を中止した(25.9%)」(複数回答)と、コロナ禍は大きな移動を伴う動きに深刻な影響を与えていた。
「お年玉」を電子マネーで送金する予定の人も
正月恒例の「お年玉」の授受方法について新たな選択肢が登場していた。「現金をポチ袋に入れて手渡し(93.9%)」が変わらずに圧倒的多数を占めたが、少数ながら「振り込みで送金(3.9%)」「電子マネーで送金(2.6%)」「その他(現金書留など)(2.6%)」という結果も見られ、電子マネーでの送金などを選択肢に入れる人も出てきているようだ。
「初詣」の行動形態も同様だった。3人に1人にあたる37.8%が「行かない」。理由は83.3%が「病気がうつると嫌だ」と答えていた(複数回答)。例年とは違う行動を考えている人に注目すると、「例年とは違う日程・時間にずらして行くつもりだ(13.2%)」など、新しい生活様式への意識がうかがえる回答も目立った。


カウントダウンなど年末年始の各種イベントは6割が「参加しない」
また、年末年始に開催される各種のイベント(年越しカウントダウンイベント・マラソン。駅伝・音楽ライブ・スポーツイベントなど)への参加/観戦・鑑賞についても、60.8%が「イベントは参加・観戦・鑑賞しない」という回答だった。

「今年実行できなかったこと」「来年に実行したいこと」についての質問では、両方の1位、2位、3位が同じ。「国内旅行」「友人との食事会」「イベントへの参加」と続いた。「国内旅行」への意向が高まっていた一方で、リモートワークなど働き方の変容により、メディアなどでも話題になった「引っ越し(郊外への移住)」や「ワーケーション」への実行意向はいずれも1%台という低い結果だった。

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