2020.11.16 通販支援
かっこ、東証マザーズに上場承認…不正検知サービスで成長
かっこ(株)はこのほど、(株)東京証券取引所より、同社株式の東京証券取引所マザーズ市場への新規上場が承認されたと発表した。上場日は12月17日を予定している。
SaaS型サービスの不正注文検知サービス「O-PLUX」などを提供
同社は、自社が持つデータサイエンスの技術とノウハウをもとに、アルゴリズム及びソフトウエアを開発・提供することで、企業の課題解決やチャレンジを支援する「SaaS型アルゴリズム提供事業」を展開している。
2011年1月に東京都千代田区にかっこ(株)を設立。11月に決済コンサルティングサービスを開始。12年6月に不正注文検知サービス「O-PLUX」をリリースした。15年1月にはデータサイエンスサービスを開始。16年7月に不正アクセス検知サービス「O-motion」を、同年11月に「O-PLUX」の普及版サービス「Fraud Finder」を、18年5月に「O-PLUX あんしんパック」を、それぞれリリースしている。
19年11月に経済産業大臣賞を受賞
19年11月には「第14回ニッポン新事業創出大賞 経済産業大臣賞」を受賞。20年1月に「O-motion」が(株)オスティアリーズの提供する着信認証サービスと連携開始。同年6月に「O-PLUX」の無形商材対応サービス「O-PLUX for トラベル」など3サービスをリリース。 10月には「O-PLUX」が「Salesforce Commerce Cloud」と連携した。
事業の中核は、EC分野で急増しているオンライン決済での不正対策として、代金未払いとなり得る注文をリアルタイムに検知するSaaS型サービス「O-PLUX」を主力製品とする「不正検知サービス」だ。
併せて、クレジットカードなどを用いずに、商品の受け取り後に支払いができる後払い決済を提供する後払い決済事業者に向け、「決済コンサルティングサービス」を展開。後払い決済の審査エンジンとして「O-PLUX」を利用することで、ワンストップサービスを提供している。
コーポレートアイデンティティを刷新
さらに、SaaS型アルゴリズム提供事業を、EC分野だけでなく、小売・流通業や製造業をはじめとしたさまざまな分野に展開するため、マーケティングや生産効率向上などに資するアルゴリズムを開発・提供する「データサイエンスサービス」を展開している。
20年12月期第3四半期(1~9月)決算は、売上高が6億1900万円、営業利益1億2800万円、四半期純利益1億2900万円だった。同社は上場に際し、今後もセキュリティ・ペイメント・データサイエンスの技術で新しい価値を作り上げる会社として、企業価値の最大化を図っていくことを表明している。
11月13日には、コーポレートアイデンティティを刷新。新ロゴは、人の「手」を着想にしたデザインで、SaaS型アルゴリズムの専門性を駆使し、新しい未来を一歩一歩、開発していきたいという想いが込められている。
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