2020.11.13 通販会社
クルーズ2Qは売上微増も黒字転換、「SHOPLIST立て直しプラン」を策定
クルーズ(株)が12日発表した2021年3月期第2四半期(20年4~9月)連結決算は、売上高が前年同期比0.3%増の176億5700万円、営業利益は11億6300万円(前年同期は3億8800万円の営業損失)、純利益は9億700万円(前年同期は2億6900万円の純損失)となった。
「SHOPLIST立て直しプラン」を策定
主軸の「SHOPLIST事業」は、売上高が133億5700万円(前年同期比4.9%増)、セグメント利益は10億3400万円(同 848.8%増)となった。今後のさらなる拡大をめざし、新規ユーザー獲得を狙った大規模プロモーションはもちろん、探しやすさや購入前と後のギャップをゼロにするためのサイトのユーザビリティ向上、配送日数改善などの物流インフラの強化を通じたリピート率向上に注力している。
SHOPLISTの前期比の売上成長率は、16年3月期通期の49.8%増から年々減少し、前期(20年3月期通期)は1.5%減で、サービス開始以来初めてのマイナス成長。前々期(19年3月期通期)では赤字となり、過去と同等の営業利益を生み出せていない。
売上を垂直的に成長させる施策や大幅なコスト削減ができず、小さな改善しかできていなかった現状を打破し、毎年の成長率が30~40%だった時のように、売上を再度、成長軌道に乗せるため、「SHOPLIST立て直しプラン」を策定した。
重要な課題157個を解決へ
それによると、売上成長のキードライバーとなるKPIの要素の「新規購入者数」「既存購入者数」「訪問者数」「購入率」「出荷単価」「年間購入回数」が向上することでKPIが達成され、売上成長が見込めるとした。しかし、これらには現在、複数の課題がある。
例えば登録画面での記載数や遷移数の多さ、UI/UXに関わる問題、時期外れの案内や在庫不足など、サービスにかかわる課題から業務上のオペレーションに関することまで約1500個が、ユーザーアンケートや社内ヒアリングから浮かび上がった。
この中から、特に重要な課題157個を解決するために、157個の「重要プロジェクト」をつくった。すでに解決が見えているプロジェクトは31個。20年12月までに完了するプロジェクトが13個、21年3月までが56個、同6月までが27個、同9月までが30個。
プロジェクトは機密性が高いが、ブレイクスルーを起こす可能性を秘めたプロジェクトは23個に及ぶという。すべてのプロジェクトを完了させることで、21年9月末までに売上高成長率30%、営業利益率2.5%の達成をめざすとしている。
インターネットコンテンツ事業・広告代理事業が好調
「インターネットコンテンツ事業」の売上高は11億4000万円(前年同比6.5%増)、セグメト利益は1億6600万円(同67.6%増)。「広告代理事業」の売上高は14億8600万円(同40.1%減)、セグメント利益は5600万円(同74.6%増)となった。
また、「投資事業」の売上高は1億1400万円(同84.1%増)、セグメント損失は6000万円(前年同は8200万円のセグメン ト損失)。「メディア事業は、売上高が5億9600万円(同86.2%増)、セグメント利益は1億3900万円(前年同期は1億4200万円のセグメン ト損失)となった。
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