2020.11.13 ECモール
店頭在庫の商品購入→実店舗で受取…「PayPayモール」の在庫連携に新機能
ヤフー(株)は12日、オンラインショッピングモール「PayPayモール」で、出店ストアの実店舗にある商品を購入し、近くの実店舗や配送で受け取れる新機能の提供を開始した。
これによりユーザーの選択肢を増やし、実店舗の販売機会損失の減少をめざす。
実店舗の販売機会損失を低減へ
実店舗とオンラインストアとの間では在庫情報が連携されていないケースが多く、オンラインストアの商品が売り切れた際には、実店舗に在庫があるにもかかわらず販売機会を失ってしまう。また、ユーザーにとっても、欲しい商品の在庫が近隣の実店舗にあっても知ることができず、購入の機会を逸していたのが実情だった。
Zホールディングス(株)は、オンラインストアと実店舗をシームレスにつなぎ、実店舗の在庫もWEB上で確認して、欲しいものを希望の方法で購入・受け取りでき、また、実店舗も店頭だけでなくオンラインでも販売できる環境づくりをめざす「X(クロス)ショッピング」構想を発表している。中核企業のYahoo! JAPANではこの構想のもと3月から、「PayPayモール」上で出店ストアの実店舗での在庫状況を確認できる機能の提供を開始した。
ヤマダ電機では導入済み
「Xショッピング」構想の第2弾として提供するのが、今回の機能。すでに、「ヤマダデンキ PayPayモール店」が同機能を導入し、全国649店のヤマダ電機の店舗在庫約5800点の購入ができるようになった。
ユーザーは出店ストアの実店舗にある商品も含めて、欲しい商品を検索、購入できるようになる。また、購入商品を最寄りの実店舗で受け取ることができるので、配送を待つことなく商品を手にすることができる。さらに、実店舗で商品を確認したうえで、キャンセルすることも可能となる。
出店ストアは、ユーザーが実店舗で受け取ることを選択した場合、実店舗の集客につながり、商品を受け取りに来たユーザーが実店舗にある別の商品を購入するなどの「ついで買い」による売上増も期待できる。
アプリ上で店頭在庫を簡単に確認
実店舗在庫の購入・受取は、≪1≫商品ページで店舗在庫の有無を確認(登録済の配送先住所から最寄りの店舗を表示。店舗一覧ページから他店舗も確認できる)≪2≫実店舗の在庫一覧ページに遷移し、受け取り方法(実店舗受け取りまたは、実店舗からの配送)を選択≪3≫商品をカートに入れ、オンライン上で購入≪4≫注文履歴から店舗在庫商品の購入状況を確認――。
ZOZO通じ一部ブランドで試験導入も
「ZOZOTOWN PayPayモール店」を通じて、一部ブランドでの試験導入も開始しており、対応企業・店舗は拡大を予定。Yahoo! JAPANでは今後も、さまざまな機能追加や他企業と連携したソリューション提供を通じ、「PayPayモール」のさらなる利便性向上に努めていくとしている。
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