2020.10.15 通販会社
ロコンド中期決算、D2Cが好調で黒字転換…営業利益は過去最高
(株)ロコンドが14日発表した2021年2月期第2四半期(20年3~8月)連結決算によると、売上高は前年同期比15.8%増の48億1100万円、営業利益は6億3000万円(前年同期は3億3000万円の営業損失)、純利益は4億3800万円(前年同期は3億5400万円の純損失)となった。
ヒカルの「ReZARD」などのD2Cブランドが好調
コロナ禍による外出自粛で店舗での靴の需要が減少したが、YouTuber・ヒカルのReZARDなどのD2Cブランド商品の売上が伸びたため、商品取扱高(返品後)は92億4800万円(前年同期比 2.5%増)となった。取扱高の増加に伴い、6~8月の売上高は28億5600万円となり、前年同期比45%増と大幅に成長した。
利益面では、認知度向上を目的としていたテレビCMの抑制に加え、ウェブ広告の効率化、入荷自動レーン導入などによる物流倉庫運用の効率化、送料手数料収入などの見直しで、四半期ベースで過去最高を更新する4億8500万円の営業利益を計上した。
ECモールの売上高は25%増の73億円
靴とファッションの通販サイト「LOCONDO.jp」の運営を軸とする「ECモール事業」は、商品取扱高(返品後)が73億8400万円(前年同期比9.2%増)、売上高は39億7300万(同25.9%増)となった。
LOCONDO.jpは、D2Cによって大きく伸長。アクティブユーザー数は四半期で過去最高となる6万7000人増え、約70万人となった。ReZARDは10月6日までの累計受注のうち、65%を出荷済みで、残り35%の売上は第3四半期以降の計上となる。「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」など、他社モールへの出店も行っており、出荷件数は100万件、出店ブランド数は2648と順調に増加した。
「BOEM」の支援ブランド数が31に
ブランドの自社公式EC支援(BOEM)、倉庫受託(e-3PL)、店舗の欠品および品揃え補強(LOCOCHOC)の運営などを行っている「プラットフォーム事業」は、「BOEM」の支援ブランド数は新たにKATHARINE HAMNETT LONDONなどの開始により、31ブランドとなった。これにより、商品取扱高(返品後)は15億7300万円(前年同期比3.3%減)、売上高は 5億5500万円(同19.8%増)となった。
7月には、(株)ワールドが保有する(株)Fashionwalker(ファッションウォーカー)の全株式を取得し、完全子会社化した。ファッションウォーカーは、「FASHIONWALKER」を中心としたECサイトを運営するECモール事業を展開。ロコンドのEC事業はアパレル領域の強化をめざしており、ECモール事業を同社グループへ迎え入れることで、「LOCONDO.jp」との相乗効果が大きく見込め、同社サービスのより一層の強化と顧客層の拡大に期待できるとしている
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