2020.10.07 通販会社
フェリシモ中間期、売上高18%増の161億円…純利益は314%増に
(株)フェリシモが6日発表した2021年2月期第2四半期(20年3~8月)連結決算は、売上高が前年同期比18.5%増の161億6700万円、営業利益は同371.4%増の9億2400万円、
純利益が同314.8%増の7億6100万円となった。
ユニーク商品開発やDM施策など奏功
主力の定期便(コレクション)事業では、顧客との共感を基点とする継続的な関係性を重視するマーケティングを推し進めるとともに、コロナ禍に伴う自粛ムードが拡がる中で、日々の暮らしをより豊かに楽しめるよう、さまざまな提案を行ってきた。
6~8月にかけて、SNSで大きな反響があった「雨空を泳ぐミズクラゲの傘」などの独創性あふれる商品の投入や、レジ袋有料化によるニーズを的確に捉えた「レジカゴリュック」のテレビCMの実施など、各種メディアの積極的な活用で新たな顧客との出会いの場をつくったことにより、新規顧客数は前年同期に比べて大幅に増加した。
また、効果的なDMの投入や継続購入型商品・サービスの拡充や販売手法の改善で、過去購買顧客の再購入数、継続顧客数についても前年同期に比べて大幅に増加した。
売上高については、 「Live in comfort」や「IEDIT」などのファッションブランドの売上げが好調に推移するとともに、身に付けるだけで姿勢美人になれる「ヨガ気分ブラ」をはじめとするインナー商品も、前年同期に比べて売上げを大きく増加した。また、外出自粛による在宅時間の増加に伴い、オリジナル手芸キットで手づくりを楽しむ「Couturier」商品や、洗濯槽・排水溝クリーナーといった掃除雑貨商品の売上げが好調に推移した。
EC支援分野や新生児ギフトも好調
新規事業分野では、前期に引き続き他社の物流・EC構築を支援する事業や、同社の定期便プラットフォームに取引先事業者が出品・出稿できる「FELISSIMO PARTNERS」事業が、前年同期に比べて売上げが大きく増加。また、神戸で生まれた新生児にギフトを贈る「こべっこウェルカムプレゼント事業」を神戸市から受託し、売上げ増加に貢献した。
販売費と一般管理費については、顧客数の増加によって出荷件数が増加し、それに伴い商品送料などの販売費や広告費が増加した。また、減価償却費などの設備費が増加したことにより、販売費及び一般管理費は78億5300万円(前年同期比8.7%増)となった。
通期業績は売上20億円増の上方修正
同社は、今期決算発表前の9月30日、21年2月期通期(20年3月~21年2月)の連結業績の予想数値を上方修正している。上半期の好調さを受けた対応となり、売上高は前回発表予想から20億5700万円増となる316億4500万円(前期比10.6%増)に引き上げ、営業利益は同4億200万円増となる4億6100万円(同51.6%増)、純利益は同3億1300万円増の4億1800万円(同14.6%増)と見込んだ。
販売費と一般管理費で、顧客数増に伴う出荷件数の増加によって商品送料などの販売費や広告費の増加を見込んだ。また、顧客単価の低下見込みによる販売費比率の上昇を勘案。現在の堅調な業績推移を確固たるものにするため、商品力の強化や顧客数増、新たなマーケティング手法の開発や物流関連設備の強化など戦略的投資を計画している。
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