2020.08.03 ECモール
メルカリ、「マーケットプレイスのあり方に関する有識者会議」を設立
フリマアプリ「メルカリ」を運営する(株)メルカリはこのほど、「マーケットプレイスのあり方に関する有識者会議」を設立した。社会の中でマーケットプレイスが果たすべき役割や機能について、外部の視点もとり入れた議論を行い、社会にとって必要なマーケットプレイスの姿を検討するのが目的だ。
マスク高額転売など社会問題化も
メルカリは、「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」ことをミッションに、誰かにとって不要になったモノが、ほかの誰かの役に立つマーケットプレイスを創ることで、限られた資源を循環させる豊かな社会の実現をめざしている。
フリマアプリ「メルカリ」をはじめとする二次流通のマーケットプレイスでは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、さまざまな物資の需給バランスが変化し、従来どおりの判断が難しいケースが発生した。マスクや消毒用アルコールなどの高額転売など悪質な出品が相次ぎ、後に法規制されるなどの社会問題化したことなどだ。
慶大教授ら計7人と議論・検討
こうした状況を受けてメルカリは、経済学や企業倫理、ESGなどの幅広い外部有識者の意見を交えながら、マーケットプレイスの運営・管理のためのルールのベースとなる、基本的な考え方を定めた「原理原則」を議論、検討する。慶應義塾大学・大学院商学研究科の梅津光弘・准教授が座長に就き、外部有識者7人とメルカリからの複数人が参加する。
9月末までに素案公開へ
主な検討事項は 「CtoC・二次流通のマーケットプレイスの機能・役割」を、コロナ禍での流通や取引など、直近に発生した社会問題から考えるほか、「マーケットプレイスとしての原則の検討」として、社会の公器としてのマーケットプレイスのあるべき姿とそれを実現するための原則などを議論。9月末までに素案の公開をめざす。
各議論のプロセスはメルカリのオウンドメディアなどを通じ、随時公表していくことで、「メルカリ」がめざす循環型社会の実現だけでなく、業界全体に貢献したいとしている。
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