2020.07.17 調査・統計
コロナ禍で4割が普段買わないものをECで購入…EC継続利用意向が98%
携帯キャリアauのECモール「auPAYマーケット」を展開するauコマース&ライフ(株)16日公表した 「新しい生活様式下の消費行動に関する最新意識調査」によると、新型コロナウイルスの感染拡大の影響は生活習慣に変化を生み、同時にECサイト・アプリで普段購入しないものを買っていた人が4割に上っていたことが分かった。
不安解消には「半年」程度必要か
コロナ禍が生活者の消費生活にどの程度の影響を及ぼしたかを計ることを目的に6月17~18日、全国の20~50代男女800人に主に買い物に関するアンケートを行った。
緊急事態宣言の解除から3週間後の調査だったが、全体の6割以上が外出に不安を感じていた。性年代別では30代女性が8割を超え、一番少なかった40代男性とは27ポイントの差があった。「この先、不安を感じないで外出できるまでの期間」は、77.0%が「半年以上は必要」と回答。未知のウイルスへの拭えない不安が浮き彫りになった形だ。
化粧さぼる・部屋着メインの声多く
自粛期間中に「変化した生活習慣」について聞いたところ、全体では「YouTubeやNetflixなどをよく見るようになった」が一番多く、次に「料理をする回数が増えた」「部屋着でいることが多くなった」が続いた。
家にいる分、仕事や家事・育児以外の時間の過ごし方が、テレビやサブスクリプションの映像作品を見る時間となり、料理に関しては今まで外で済ましていた「昼食」を自宅で作る機会が増えたものと推察される。特に女性からは、「部屋着でいることが多くなった」「メイクをサボるようになった」「ファッションアイテムを買わなくなった」など、直接消費に影響のある事項が挙っていた。
4割が普段買わないものECで買った
外出自粛期間中、「ECサイト・アプリで普段購入しないものを購入したか」を聞いたところ、約4割が「はい(購入した)」と回答。購入した商品は、需要が高まったマスクや衛生用品などの「医薬品・ヘルスケア・介護用品」(27.6%)が1位で、2位は「グルメ・食品」(20.6%)。「変化した生活習慣」の質問で、料理をする回数が増えていたことからも推察されるように、コロナ禍が初めてECサイト・アプリで食品を購入する層を生み出していることが分かった。
「新しい生活様式」に通販の存在感大きく
また、98.1%が緊急事態宣言解除後も「ECサイト・アプリ」を利用したいと回答。「新しい生活様式」の中で83.8%が「通販も利用」を実行したいと意向を示した。
同社は調査結果から、コロナ禍における外出自粛中は生活習慣が変わったという人が多く、その結果、ECサイト・アプリで購入するものにも特徴が見られた。これは「au PAY マーケット」の購買傾向でも同様の結果で、当時の市場のニーズが検証された結果となった。
また、緊急事態宣言解除後であってもECサイト・アプリでの購買意向は高く、消費者の「新しい生活様式」の実行意向が高いことも分かった。新型コロナウイルスという未曽有の事態における「買い物」の実情と生活習慣の変化が明らかになったとしている。
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