2020.05.07 調査・統計
シニアの情報収集、コロナの影響でネット>新聞に…ハルメク調査
50代以上の女性誌「ハルメク」を発行する(株)ハルメクはこのほど、シニア女性向けの「オンライン講座」と「オンライン座談会」を本格的にスタートさせた。新型コロナウイルスの感染拡大で中止を余儀なくされている、リアル講座などに代わる新たな試みだ。加えて、新型コロナに関するシニアの不安に関する調査も実施した。
過去70回開催のイベントをOL化
ハルメクではシニア女性を対象にした講座やイベントを年に約200回、読者をハルメク社に招いて雑誌などのコンテンツのニーズ探索や方向性を図る座談会を、年に約70回実施していた。こうした催しも、参加者の安全を一番に考え、いずれも2月から当面の間、中止と延期の措置をとっている。
同社が実施した「新型コロナウイルスに関する意識調査」では、新型コロナウイルスの影響で音楽やスポーツなど、参加する予定のイベントがなくなった人は56.0%。さまざまな「集い」の再現にオンラインを希望する声も多数あったことから、導入を決めた。
公式WEBサイト「ハルメクWEB」では現在、「表情筋トレーニング講座」や「エッセーの書き方講座」「草花散歩」など、美と健康や暮らし、カルチャーに関する講座を紹介。さらに、マスクの作り方や洗い方、ウオーキングや散歩の注意点など、「コロナ禍」に対処する動画とともに、50代からの女性におすすめの注目企画が盛りだくさんだ。
「終息時期が不明」が不安1位
ハルメクがシニア女性520人に聞いた「新型コロナウイルスに関する意識調査」によると、
79.8%が不安を感じている、「いつ落ち着くのか分からない」(90.4%)という不確実な未来に対する不安が圧倒的な多数を占め、一方で「金銭的な不安」は10.6%にとどまっていた。
心がけていることの1位は「情報に踊らされないようにする」(68.8%)で、2位は「免疫力をあげる」(64.8%)」だった。
シニアの情報収集もネット>新聞に
情報の取得に関しては「新聞」(69.0%)」よりも、「インターネット」(71.5%)を利用しているシニアが多いことがわかった。
「国民一人ひとりの行動が世界に影響を与えることを痛切に体感し、そこから学び、転んでもただでは起きない国民性が向上する。中長期的には落ち込むが、次の時代にはV字回復」(57歳、熊本県)など、たくましさと前向きさにあふれたフリーコメントも多くあったという。
■ハルメクオンライン講座ページ
https://halmek.co.jp/t/eventmovie
https://halmek.co.jp/t/eventmovie
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