2020.01.21 通販支援
ラストワンマイル協同組合、1月下旬から大阪府で事業開始
中小の運送会社33社でつくるラストワンマイル協同組合(東京都府中市)は20日、今年から大阪エリアでの事業を開始することを明らかにした。新たな組合員の加入で西の拠点を構築し、「EC宅配」の可能性を広げていきたい考えだ。
今月から集荷、100個/日からテスト
新たに加入した近畿配送サービス(株)が中心となり、1月下旬に集荷事業から参入する。最初の数日間はテスト期間として1日100個程度を集荷。徐々に荷数を増やし、年内には同1000個を目標にする。府内で集荷した荷物は東京・立川のハブセンターに運ばれ、1都5県(東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木)の組合員により配達・宅配される。
6月メドで府内の配達も
その後は6月を目標に、関東圏などから集荷した荷物の、府内での配達・宅配事業もスタートさせる。府内の数社が加盟準備中で順次、参加予定という。今後は荷数の増大が予想されることから、組合ではさらなる組合員の増強を図る方針を示している。特に募集を強化したい地域は、大阪府北部、北摂地域などだという。
組合は昨年6月以降、近畿・東海地方で組合員を募集し、関東から近畿エリアでの事業拡大を図ってきたが、東と西の拠点を確保したことで、集荷・配達・宅配へと積極的な事業展開が可能となった。東海地方は現在、愛知を中心に岐阜、三重などの加盟予定社が組織固めを行っている。
組合は、大手配送会社の運賃値上げや遅配など、配送の混乱が顕在化してきた数年前、中小の運送業者に荷主からの配送依頼が殺到し、大手からも車両の増車依頼が増えた。これを好機ととらえ、関東1都5県の中小配送業者が2018年4月に設立した。
車両台数は3590台、荷主は15社
共同受注、共同配送のメリットを生かした混載配送を活用することで効率化を図り、荷主の状況に応じて請負業務をカスタマイズすることにより、安い運賃と遅延しない配達を実現している。現状の車両台数は3590台で、契約荷主数は約15社、取扱荷数は1日6000個だという。
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