2020.01.14 事件・トラブル
ベーグルECに不正アクセス、個人情報520件流出か…サイトは閉鎖
(株)Eightはこのほど、運営するベーグル専門の通販サイト「ジュノエスクベーグル」が第三者による不正アクセスを受け、顧客のクレジットカード情報が流出した可能性があることを明らかにした。発覚したのは昨年6月。サイトのリニューアルを検討していた時期だったが、今年に入って現サイトの閉鎖を正式に決断。新サイトの開始時期も未定としている。
番号などクレカ情報流出の恐れ
「ジュノエスクベーグル」は長く社名としていたが、2017年12月に「ジュノエスク」に改名。19年4月に「Eight」に社名変更している。
同社によると、昨年6月17日にクレジットカード会社から、サイトを利用したクレジットカード情報の流出の疑いがあると連絡を受けた。即日、カード決済を停止し、第三者調査機関による調査を開始した。調査は8月15日に終了し、システムの脆弱性を突かれた不正アクセスにより、顧客のカード情報が流出し、不正に利用された可能性があることを確認した。
情報流出の対象となるのは、2018年10月31日~昨年6月17日に「ジュノエスクベーグル」でクレジットカード決済をした顧客520人。名義人名、クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードが含まれる。
新サイト移管で事象発覚
監督官庁の個人情報保護委員会には昨年11月5日に報告、所轄の警察署には同7日に被害を申告したという。情報流出の懸念から、年明けの公表に至るまで半年以上の時間を要したことについて同社は、不確定な情報の公開は混乱を招き、利用者への迷惑を最小限に食い止める対応準備を整えてからの告知が不可欠と判断した、としている。
同社によると、社名変更やJUNOブランドの旗艦店となる実店舗のベーグルカフェ「JUNO自由が丘店」をグランドオープンしたことなどから、新しいサイトへの移行を検討していた。不正アクセスによるトラブルは、現サイトでの販売を6月28日までとし、7月1日から新サイト「JUNOオンラインストア」に切り替える準備中に発覚した。
EC再開の目処は明らかにせず
システムのセキュリティ対策や監視体制の強化を含む再発防止対策を講じ、「再開日は決定次第、改めてWebサイト上で報告する」と、改修後の現サイト「ジュノエスクベーグル」の再開意向を明らかにしていたが、方針を変更。「検討の結果、現サイトの再開は見送り、閉鎖を正式に決めた」とした。
併せて新サイト「JUNOオンラインストア」についても、安心と安全が確認できるまで開始を延期すると公表。開始の目途は明らかにしていない。
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