2020.01.10 通販会社
フェリシモ3Q、配送関連費の増加などで営業利益48.5%減
(株)フェリシモが9日発表した2020年2月期第3四半期(2019年3月~11月)連結決算は、売上高が前年同期比0.3%増の209億2600万円、営業利益が同48.5%減の9700万円、純利益は同57.8%減の1億5800万円となった。
定期便は好調、全社売上は0.3%増
主力事業である定期便(コレクション)事業では、「Sunny clouds(サニークラウズ)」や「Live in comfort(リブ イン コンフォート)」「IEDIT(イディット)」「MEDE19F(メデ・ジュウキュウ)」といったファッションブランドの受注が引き続き好調に推移し、売上げも前年同期を上回った。
また、水族館などの施設や国内外人気キャラクターとのコラボレーションによって誕生した雑貨商品の受注も好調に推移し、売上げも前年同期に比べて伸長した。
全体では、新規・復活顧客の獲得数が前年同期を上回ったことや顧客の購入単価が上昇したことにより、同四半期の売上げは前年同期に比べて増加した。
売上高に占める品目の構成比は、「服飾・服飾雑貨」が70.2%、「生活関連」が25.7%、「その他」が4.1%となった。
EC支援部門は好調も新規事業は減収
新規事業分野では、同社の保有リソースや資産を活用した物流及びEC支援事業が前年同期に比べて売上げを大きく伸長させた。また、同社の定期便プラットフォームに取引先事業者が出品・出稿できる「FELISSIMO PARTNERS(フェリシモパートナーズ)」事業の売上げも前年同期に比べて伸長したが、その他の事業の売上げが減少したため、全体の売上げは前年同期を下回った。
配送関連費増や為替損で利益圧迫
販管費については、配送単価の上昇による販売費の増加や、減価償却等の設備費が増加。同1.5%増となる111億5100万円に上った。その結果、営業利益は同48.5%減の9700万円となった。
また、営業外損益では、為替差損等の営業外費用を1600万円計上した。経常利益は同59.2%減の1億5600万円、四半期純利益は同57.8%減の1億5800万円となった。
haco!事業分割、子会社cd.が承継へ
フェリシモは同日、「重要な後発事象」として、ファッションアイテムのEコマース販売事業の分割を目的に、3月1日(予定)を効力発生日とする会社分割の方針を明らかにした。同社のhaco!事業に関する権利義務を、連結子会社の(株)cd.に承継させる。昨年12月20日の取締役会で決議、吸収合併契約を締結した。完全子会社を当事者とする組織再編であり、連結業績に与える影響は軽微としている。
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