2019.12.06 通販支援
置き配バッグ「OKIPPA」が新モデルに、防水機能を向上
物流系ITスタートアップのYper(株)は4日、自社が開発する置き配バッグOKIPPAの新モデルを発表した。13万世帯以上の利用データに基づき、内鍵南京錠の仕様とバッグの構造変更で防水性能を向上させた新商品だという。
防水性能アップ・南京錠をシリンダー式に
仕様変更は大きく2点。まず、バッグ本体の持ち手をなくして防水性能をアップさせた。従来のOKIPPAバッグでは直接雨が当たると、持ち手の縫製部分から浸水する可能性があったが、新モデルでは縫製をバッグ本体で発生しない構造に変更して浸水しにくくした。
OKIPPAを利用中のユーザーに調査したところ、約8割が持ち手を利用していないとの結果となり、宅配ボックスとしての利用時は持ち手があまり利用されていないことも分かった。
もう1つは、シリンダー式南京錠の採用。バッグの開閉部を施錠する南京錠を、ダイヤル式からシリンダー式の南京錠に変更した。ダイヤル式は初期設定が難しいとの声が寄せられていたことから、容易な初期設定を目的として鍵付きの南京錠を新たに採り入れた。
新モデルを一部通販サイトで販売
新モデルの発売とともに、Yperは12月から、OKIPPA事業に賛同する一部通販サイトで販売を始めた。OKIPPAと連携することで、各通販サイトの利用者はサイトに登録のメールアドレスをOKIPPAアプリ内で連携すると、購入商品の配送状況を自動でアプリに取り込むことができる。アプリで配送状況を管理することで、最寄り拠点への到着通知や、万が一の再配達時も不在票を確認する前に、アプリから再配達依頼を完了することが可能となる。
12月に連携した通販サイトは、プレミアムウォーター(株)が運営するウォーターサーバーの契約者限定通販サイト「PREMIUM MALL」。平日の夜間や週末に荷物が集中することが課題で、現在、首都圏の1000世帯でOKIPPAを利用した再配達削減効果の実証実験を実施中だ。もう1社は、(株)アールオーエヌが運営する国内最大級の総合ダーツオンラインショップ「エスダーツ」。OKIPPAとの連携を通じて、ユーザーの受け取り利便性の向上をめざす。
Yperでは、OKIPPAが掲げる「100万人とめざす再配達のない世界」への賛同で、連携してもらえる企業・団体を引き続き、募集中だ。OKIPPAの認知拡大のため、積極的に講演なども実施しており、ECや不動産、配送業界などを中心に、要請があれば出向くという。
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