2019.10.03 通販会社
「Kit Oisix」の利用者、家庭の食品ロスが3分の1に
10月から「食品ロスの削減の推進に関する法律」が施行され、毎年10月は「食品ロス削減月間」となるが、オイシックス・ラ・大地(株)は2日、運営する「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の3ブランドで、食品ロス削減への推進・強化策を明らかにした。

10月施行の「食品ロス削減法」に則りOisixが取り組み強化
「Oisix」では、根をぎりぎりまでカットしたニラ、赤く色づき始めたピーマンなど、一般的には捨てられがちな食材を使ったミールキット「畑まるごと Kit Oisix」を3日から発売する。
必要量の食材や調味料がレシピとセットになった商品「Kit Oisix」は、家庭での食材廃棄を減らすことが可能な食品ロス削減商品。利用者58人への調査で、1食あたりの食材廃棄量が約3分の1に減少することが分かったという。Kit Oisixのラインアップ「畑まるごと Kit Oisix」は、10月内に全14のメニューを発売する。
規格外野菜など「もったいない商品」の特設サイトも
「らでぃっしゅぼーや」と「大地を守る会」では、品質に問題はないのに、一般的な流通の規格にあわないサイズや傷ありなどの理由で販売できない「もったいない商品」を集めた「特集販売」を実施する。これらの活動を伝える特設サイトを2日に開設した。
特集販売は7日から。大地を守る会では、豊作(獲れ過ぎ)の野菜があるときだけ扱うサービス「豊作くん」(野菜1~2品目で税抜き価格が267円)。ハワイでは高級魚、日本では雑魚扱いのシイラをフライにして届ける「もったいナイ魚」(210gで同498円)。らでぃっしゅぼーやでは、形がふぞろいなだけの熊本産の大葉を、通常10枚パックの1.5倍の量で届ける「わけあり大葉」(14g、同195円)など。
らでぃっしゅぼーや、大地を守る会では、以前から取り扱っているふぞろい商品、もったいない商品の特集販売を実施する。契約生産者とのネットワークを生かし、無駄が出ないような商品や仕組みづくりを強めていく考えだ。
これまでに子ども食堂への寄付や契約栽培の取り組みも
食品ロス削減に向け、オイシックス・ラ・大地はほかにも多彩な取り組みを展開している。
◇ごちそうさまカレンダーシール
Oisixでは、子どもの食べ残しを削減するため、子どもが残さず食べることが習慣になるよう、「ごちそうさまカレンダーシール」をプレゼントしている。10月号は環境省とも連携した内容で、食品ロス削減の取り組みを推進している。
◇子ども食堂への寄付
同社は全国に7か所の物流拠点を持ち、物流拠点での検品時に発生する食材の一部を各拠点の近隣の子ども食堂に向け提供し、食品ロス削減に寄与している。
◇契約栽培
会員制の定期宅配というビジネスモデルを生かし、販売量の計画に基づき、畑に種を植える作付けの段階から生産者と契約し、ロスを少なくしている。
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