2019.08.06 通販会社
ベネッセ1Q、1億5000万円の黒字に転換…価格改定などで
(株)ベネッセホールディングスがこのほど発表した2020年3月期第1四半期(19年4月~6月)連結決算は、売上高が前年同期比4.7%増の1088億5100万円。営業利益は1億5000万円で、前年同期の22億7000万円の赤字から一転し黒字転換を果たした。経常損失は4億6900万円(同29億1300万円の経常損失)に収まった。
「進研ゼミ」の価格改定・在籍者数増が寄与
親会社株主に帰属する四半期純利益(最終損益)は15億9700万円の赤字(同33億6700万円の赤字)だった。主力事業の通信教育講座「進研ゼミ」を値上げするなどして収益が改善、赤字幅が縮小した。
売上高の増収要因は、「進研ゼミ」の価格改定とともに、在籍者数の増加。19年1月8日付で、学校の校務などを支援するシステム会社2社を連結子会社化したことも増収に寄与した。介護事業で、運営する老人ホームや住宅数の拡大によって入居者数増となったことも増収の一因になっている。
営業利益は、グローバルこどもちゃれんじ事業で減益となったが、国内教育事業と介護・保育事業などで増収増益となった。
国内教育事業は7.2%増の487億6600万円
国内教育事業の売上高は、487億6600万円と、前年同期比7.2%の増収。これにより、利益面の損失が大幅に縮小することとなった。
グローバルこどもちゃれんじ事業は、売上高が131億7600万円と、前年同期比で4・9%増えた。台湾では延べ在籍者数の減少に伴う減収があったが、中国と国内の「こどもちゃれんじ」で増収となった。営業利益で増収増益があったものの、中国での販売コスト増と、国内事業で販売費の投下時期を早めたことなどで、6億8400万円と前年同期と比べて27.0%の減益となった。
20年3月期通期の連結業績予想は据え置いた。売上高は同4.5%増の4590億円、純利益は同93.8%増の95億円を見込む。
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