2019.04.09 通販会社
フェリシモは減収減益、営業利益37%減…定期便顧客の減少で
(株)フェリシモが8日発表した19年2月期連結決算(18年3月~19年2月)は、売上高が前年同期比1.4%減の288億8200万円、営業利益は同37.8%減の5億3400万円、純利益は同30.2%減の6億9500万円となり、黒字を維持しつつも減収減益となった。
定期便顧客数が伸び悩み、B2B事業は伸長
通期で定期便(コレクション)の顧客数が目標に届かず、延べ顧客数が前期を下回ったこともあり、減収減益となった。一方、「Live in comfort(リブ・イン・コンフォート)」や「MEDE19F(メデ・ジュウキュウ)」などのファッションアイテムや、日用消耗品や生活雑貨商品の売上げは好調だった。顧客の購入単価が上昇し、下半期の売上高は前年同期を上回った。しかし、上半期の売上高減少はカバーできず、通期の売上は前年と比べて4億円減となった。
新規事業分野ではB2B事業が伸長。FELISSIMO PARTNERS(フェリシモパートナーズ)事業で、取扱高・出品点数が拡大し、売上高が大きく伸びた。加えてファッションブランド「haco!(ハコ)」の売上げも増加したことにより、新規事業分野全体は増収となった。
利益面では、販管費が同2%増の149億200万円を計上。商品出荷件数の減少、効率改善によるコスト削減に伴い広告費が減った。商品送料は送料単価上昇により増加している。
次期はサービス拡充などで大幅利益減を予想
20年2月期の通期予想は、定期便(コレクション)の新規顧客の獲得とサービス拡充、メディアを活用した顧客との接点の拡大、物流・EC支援事業でのサービスメニュー拡張などにより、売上高は同4.8%増の302億7600万円、営業利益は同78.1%減の1億1600万円、純利益は同73.6%減の1億8300万円を見込んでいる。
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