2019.03.29 通販支援
ヤマト運輸、電動車で宅配へ…宅配特化の小型EVトラック開発
ヤマト運輸(株)は27日、ドイツポストDHLグループ傘下のストリートスクーターと共同で、日本初となる宅配に特化した小型商用EVトラックを開発し、購買契約を締結した。19年度中に500台を導入し、秋から1都3県(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)で順次稼働を開始する。
小型商用EVトラックで環境負荷低減
今回導入した小型商用EVトラックは、CO2排出量・走行時の騒音などの環境負荷低減を目指し、人間工学を追求したデザインを採用するなど、安心・安全で働きやすい労働環境の実現に向けた仕組みを備えている。
作業性への配慮として、運転席シートドア側の座面をフラット化し、運転席へのスムーズな乗り降りを実現した。また、三方開きの荷台を採用することにより、荷台に乗り込まずに荷扱いすることが可能で、作業者の腰への負担を軽減している。また、小型ワンボックスや普通乗用車に近い車両規格により、普通免許があれば、誰でも運転できるようにした。
将来的は自動運転やAI技術を追加
他にも、クラウドでリアルタイムに運転状況や故障などの情報を取得できる機能を搭載。将来的に自動運転やAIなどの技術を追加できるよう、拡張性の高いシステムを採用している。車両スペックは、全長4700mm×全幅1830mm×全高2250mm。車両重量2850kg。最大積載量600kg。
27日にヤマト運輸本社で行われた締結式では、ストリートスクーターCEOのアヒム・カムカ氏と、ヤマト運輸の長尾裕社長が出席し、購買契約を締結。
(左)ストリートスクーターCEO アヒム・カムカ氏
(右)ヤマト運輸の長尾裕社長
ヤマト運輸・長尾社長「課題解決の第一歩」
カムカ氏は「その業界の特色に沿ってカスタマイズした車両を製造するという私たちのビジョンが、今回国際的規模で開花した。ヤマトとの戦略的協力は、日本のEV市場への重要な足がかりとなるだろう」とコメント。長尾社長は「宅急便のラストワンマイルネットワークを持続可能なものに再構築する過程の中で、働き手の立場に立った集配車両の開発は大きな課題だった。両社合同チームでその課題解決に向けての第一歩を踏み出せることができた」と話した。
ヤマト運輸では、17年より「働き方改革」を経営の中心に据え、「デリバリー事業の構造改革」を実施。オペレーションの改革として、アンカーキャスト(配達に特化して業務を行う月給制の契約社員)を含む多様な人材の採用を進めている。今回、小型で扱いやすEVトラックを導入することで、中型免許を持たない人や車両を使った業務に慣れていない人でも安心して働ける環境を整え、働き方改革の推進と集配キャパシティの向上に向けた体制構築を、さらに加速させる考えを示している。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【利益爆増】1から始める食品EC×TEMU販売
-
2
SNS集客の新常識!AIを活用したインフルエンサー広告「Vooster」
-
3
【AIタッガー】SEO×GEO AI検索時代の“見つかる力”を最大化
-
4
【導入検討中企業向け】ライブコマースの始め方 失敗しない立ち上げ準備ステップ
-
5
集客効果を最大化する広告メソッド
ニュースランキング
-
1
メルカリ、米国でグローバルアプリを提供…日本版メルカリから簡単・安全に商品購入
-
2
ダークパターン「過去1年に経験」は37.5%、妨害手段が多いほど「解約」に至る消費者が減少
-
3
TikTok Shop、特別セール企画を6月23~30日に開催
-
4
PayPay、請求リンク作成で本人確認が必須に
-
5
「D2Cの会 フォーラム2026」に約300人の業界関係者が集結


