2018.05.24 マーケティング
楽天、マーケ向けAIエージェント「アイリス」開発
セグメントした有益な情報を広告として提供
「Rakuten AIris」は、約9700万の楽天IDとそれに基づく消費行動分析データなどのビッグデータをマーケティングソリューションに活用するために、楽天技術研究所、同社データサイエンス部、広告事業ディビジョンが共同で開発したAIエージェント。「AIris」は AI(人工知能)と、英語で「虹彩」を意味するIrisを組み合わせた造語で、機械学習を用いた独自のアルゴリズムで消費行動を解析し、購買の見込みがあるユーザーを抽出する「Target Prospecting機能」を搭載している。
「Target Prospecting機能」では、対象商品の購買実績があるユーザー層の属性データ、購買傾向、価格趣向、楽天グループサービス利用傾向など920項目にのぼるデータを分析してスコア化、マッピングすることで、購買実績のないユーザー層の中から近い特性を持つユーザーを「購買見込みユーザー」として予測し、精度の高い拡張ターゲティング、広告配信を行う。
また、「Target Prospecting機能」を活用した広告配信ソリューション「RMP - Customer Expansion」の提供についても同日に開始。「楽天市場」をはじめとするさまざまなEコマースサービスにおける購買データや、楽天グループサービスの利用傾向など、「量」「質」「多様性」を兼ね備えたデータを解析する。
これにより、メール型広告やオフラインにおけるダイレクトメールの郵送、サンプリング施策など、さまざまなチャネルを活用することが可能に。先行して実施したテストでは、従来の広告配信と比較して、購買率が5倍以上となったケースもあったという。
同社は、広告を受け取るユーザーにとっては実際の趣向に近い商品の広告が配信されるため、自分の嗜好により近い有益な情報を、広告を通じて得られるようになるとしている。
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