2018.05.16 通販支援
17年の機械学習AI市場が倍増、ユーザー支出額で274億円
IT専門調査会社のIDC Japan (株)が14日発表した「国内コグニティブ/AIシステム市場予測、2018年~2022年」によると、17年の国内コグニティブ/AIシステム市場規模は、ユーザー支出額ベースで前年から倍増となる274億7600万円だった。
22年まで年間平均成長率が60%増に
「コグニティブ/AIシステム市場」とは、自然言語処理と言語解析を使用して質問に応答し、機械学習をベースとしたリコメンデーションとディレクションを提供するもので、同社では人間の意思決定を補助・拡張する技術として定義している。また同市場については、ハードウェア/ソフトウェア/サービスのITテクノロジーによる分類と、ビジネスでの利用方法に即した分類方法で分析している。
同調査によると、17年の国内コグニティブ/AIシステム市場規模は、ユーザー支出額ベースで274億7600万円に達したと推定。企業による実証実験から実システムへの適用、ソフトウェアへのAI機能の組み込みが進み、市場規模は16年と比較してほぼ倍増したと見積もっている。
また、18年以降の同市場については、AIシステムのパーベイシブ化(普及)が進み、同市場は急速に拡大すると予測。中でも金融などでのリスク検出/分析、サービス業などで、自動顧客サービスへのAI適用が進むことで、17年~22年の年間平均成長率(CAGR)は60.7%増に達し、22年には2947億5400万円の規模になると予測している。
同社のグループディレクター・眞鍋敬氏は、これらの結果を踏まえ「ITサプライヤーは、AIシステムの実ビジネスへの適用を進めるために、アプリケーションソフトウェアへのAI機能組み込み、適切な教師データ選択・作成支援などのサポート体制整備、ユーザー企業がAIシステムを利用する際の運用支援の強化を行うべき」とコメントしている。
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