2017.12.15 調査・統計
定額制動画サービス利用者、2年で倍増…1位は「Amazon」
ICT総研が13日発表した「2017年有料動画配信サービス利用動向に関する調査」によると、有料動画サービスの利用者数は1440万人で、このうち定額制サービスを利用している人は1190万人だった。また、定額制サービスはここ2年間で利用者ば2倍に拡大していることがわかった。
有料定額制動画サービスの利用者は1190万人
同調査は、動画配信サービス運営会社・関連企業への取材、インターネットユーザー4405人へのWebアンケート調査、各種公開資料などを同社アナリストがまとめたもので、取材やアンケート調査、各種文献など元に独自に分析・推計した内容となっている。
同調査によると、インターネット回線などを活用した有料動画サービスの利用者は急速な増加傾向にあり、15年末時点の有料動画配信サービス利用者は980万人だったところ、16年末には1160万人、17年末には1440万人に拡大。このうち定額制サービスの利用者数は、15年末では640万人と全体の約3分の2だったが、16年末には利用者の4分の3にあたる890万人へと急増し、さらに17年末には1190万人へと、2年間で約2倍に拡大している。
また、アンケートにより動画配信サービスの利用状況を調べたところ、無料サービスのみを利用するユーザーが最も多く66%。定額制サービスを利用するユーザーが13%、ペーパービューサービスを利用するユーザーが2%という結果が出た。
定額制動画サービス利用者の7割がAmazonプライム・ビデオ
利用している定額制有料動画サービスについては、68%の人が「Amazon プライム・ビデオ」を利用していると回答。配送料無料や音楽コンテンツの聴き放題サービス(Prime Music)などの多様なサービスが受けられることから、コストパフォーマンスが高いサービスと認識され、利用者拡大につながっているものと考えられる。他に、「Hulu」(25%)、「dTV」(16%)、「Netflix」(14%)の順に多かった。
一方、定額制サービスの満足度については、楽天の「Rakuten TV」とDMMの「見放題chライト」がともに82.8ポイントでトップに。僅差で「auビデオパス」(82.5P)、「Hulu」(81.8P)、「Netflix」(81.8P)も上位にランクインしている。
動画サービスを利用する際のデバイスについては、パソコンユーザーの67%が「パソコン端末上で無料・有料動画サービスを利用している」と回答。昨年の74%から7ポイント低下している。一方、スマートフォンユーザーがスマホ端末で動画サービスを利用する割合は61%で、昨年の54%から7ポイント上昇している。このことから、動画サービスの利用端末がパソコンからスマホへと移行しつつあることがうかがえる。なお、タブレット端末による利用率26%、テレビによる利用率は13%だった。
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