2019.09.25 通販支援
IoT宅配ボックスの利用で再配達率が41%→16%に改善
(株)LIXILは、5月から調査している「IoT宅配ボックスによる再配達削減(CO2削減×ストレスフリー)実証プロジェクト」の、7月までの中間結果をまとめた。それによると、宅配ボックスの設置で、調査開始2か月前には41%だった再配達率が、16%に減少していたことが分かった。

宅配事業者の労働時間を141時間削減
外出先からでも配達確認や応答ができるIoT宅配ボックスを、東京都江東区と江戸川区の戸建て住宅98世帯に無償で設置して進めている実証プロジェクトは、2020年3月まで継続し、再配達の減少によるCO2の削減や利用者のストレスの変化などを検証する。江東区と江戸川区、佐川急便(株)、日本郵便(株)が協力している。
5~7月の3か月間の中間結果では、宅配事業者の労働時間が141時間減り、301kgのCO2削減(杉の木約22本のCO2吸収量に相当)につながっていた。最終結果については、2020年春ごろに発表する予定だ。

中間結果によると、約8割の利用者が、スマートフォンでの宅配ボックスの操作や荷物の状態確認など、IoT機能について便利さを感じていた。IoT機能の満足度については「スマホでの荷受け通知」(83.7%)、「荷物の投函・取り出しなどの履歴確認」(75.5%)といった機能が特に高く、荷受け通知や投函・取り出しの履歴確認、録画などのIoT機能を頻繁に使用した利用者ほど、再配達の減少に貢献(再配達率10%)している傾向にあった。
9割以上のユーザーが受取ストレス改善

IoT宅配ボックスの設置後、9割以上のユーザーに宅配便の受け取りに関するストレスに改善がみられた。「再配達を依頼する手間が減った」(91.8%)、「必要な時に荷物が受け取れるようになった」(91.8%)、「配達時に待機することが減った」(88.8%)など、事前アンケート時に抱えていた悩みなどが改善されている結果となった。

設置により、「荷物受け取りのためのスケジュール調整の手間がなくなった」(94.9%)、「不在票を見るストレスが減った」(89.8%)、「今までより気軽にネットショッピングが楽しめるようになった」 (76.5%)といった日々の暮らしにも変化や効果がみられた。
さらに、8割以上の利用者が、再配達に伴う労働生産性の低下や、CO2排出量の増加といった 「再配達における社会問題」についての関心が高まっていたことも分かった。地球温暖化や省エネ対策など、再配達以外の環境問題についても関心が向上していた。
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