2019.02.26 調査・統計
キャッシュレス決済、消費者の50%が「もっと利用したい」
リビング新聞グループの(株)リビングくらしHOW研究所が25日発表した「キャッシュレス決済についての調査」によると、キャッシュレス決済で最も利用されているのは「クレジットカード」で、キャッシュレス決済をしている人の約9割に達したほか、約半数が「流通系電子マネー・カード式」(楽天Edy、WAON、nanacoなど)を利用していることが分かった。
同調査は、実店舗での買い物に現金以外の決済方法を利用している、全国の女性1360人を対象に実施したインターネット調査で、調査期間は18年12月19日~25日。
キャッシュレスと現金の支払い比率はほぼ半数に
まず、店舗や自販機での支払い方法についての質問では、「キャッシュレス>現金」と答えた人が51.2%、「現金≧キャッシュレス」が48.8%と、キャッシュレスと現金の割合がほぼ半数ずつとなった。
「お得」「楽」と言う声の一方、不正利用や情報漏洩へ懸念
また、日々の決済手段の割合がキャッシュレスより現金が高い人に、今後の利用意向を聞いたところ、「(キャッシュレス決済を)もっと利用したい」(50.7%)、「特に利用したいと思わない」(49.3%)と答えが拮抗。利用したい人は「現金や小銭を持たなくていいので楽」「ポイントがたまる・キャッシュバックキャンペーンなどがありお得」「明細が家計簿代わりになる」などを理由に挙げている。一方、利用したくない人は「いくら使ったかわからなくなりそう」「使い過ぎが怖い」「支払方法が増えるとお金の管理が面倒」「不正利用や情報漏えいが怖い」などと答えている。
普段利用しているキャッシュレス決済の手段トップ3は、第1位「クレジットカード」(86.3%)、第2位「流通系電子マネー・カード式」(44.6%)、第3位「交通系電子マネー・カード式」(41.9%)の順に。雇用形態別では、フルタイムは「交通系電子マネー・カード式」(49.4%)、パート・アルバイトは「流通系電子マネー・カード式」(51.5%)が、最も多く利用されていた。
このうち、「電子マネー・カード式」利用者が感じているメリットは、「キャッシュバックやポイントがたまる」(69.2%)と「会計がスムーズにできる」(64.3%)が多かった。雇用形態別では、フルタイムは「会計がスムーズ」「お金をおろす回数が減った」と答えた人の割合が高く、時短をメリットに感じている人が多いことが分かる。
スマホ決済も「情報漏洩」「スマホ紛失」に心配の声
他に、「スマホ決済・QRコード(バーコード)決済」利用者に利用するメリットを聞いたところ、「キャッシュバックやポイントがたまる」(56.8%)、「スマホさえ持っていればOKなので身軽」(53.4%)、「会計がスムーズにできる」(44.5%)との答えが多く見られた。デメリットについては、「使える店が限られている」が61%で圧倒的に多かったほか、「個人情報漏れが怖い」「スマホの紛失が心配」と答えた人も各37%に達した。
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