2019.2.21

業界に革命?クラウド型でコスト削減、楽天が携帯事業の実験施設

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楽天(株)の携帯事業がなぜ他の携帯事業者の年間の設備投資額程度である初期投資6000億円以下で開始できるのか、その秘密がわかってきた。楽天グループの楽天モバイルネットワーク(株)は20日、インドのデジタルソリューション会社であるテックマヒンドラ社と連携し、次世代ネットワーク(4G/5G)の試験施設「楽天クラウドイノベーションラボ」(東京都江東区)を設立した。

 

楽天の三木谷浩史会長兼社長

 

楽天・三木谷氏「これまでの携帯事業に技術革新起きてこなかった」

 同日行われた記者会見で、楽天の三木谷浩史会長兼社長は、携帯事業の初期投資が6000億円を下回ることについて問われ、「私が楽天を始めた22年前は、1つのサーバーが8億円ぐらいだったが、その8億円のサーバーの計算機能はいまでは20万円のパソコンでもできる。そのくらいの技術革新が起こっているが、携帯事業ではそれが起きてこなかった」と話した。また、「他の携帯事業者はハードウエア事業者と組んで事業を進めてきたが、ネットの世界は完全にクラウドに移っている。携帯サービスだけが、クラウドに移っていない」と語り、携帯事業のインフラをクラウドネットワークにすることが、大幅な事業コストを削減、短期間での事業の商用化、通信障害のリスク低減につながっているとした。

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