2018.08.21 調査・統計
17年対話型AIシステム市場規模は11億円、5年後は10倍も
(株)矢野経済研究所が20日発表した2018年の対話型AIシステム市場に関する調査結果によると、17年の対話型AIシステム市場規模(事業者売上高ベース)は11億円で、今後5年で10倍以上の規模に拡大する見通しであることが分かった。
AIシステムの用途はWEB接客や問い合わせ対応など
同調査は、対話型AI技術を開発・提供する国内企業を対象に、同社専門研究員が直接面談調査・文献調査を併用して実施したもの。調査期間は17年7月~18年6月。
同調査では、16年の対話型AIシステム市場規模(事業者売上高ベース)は11億円に達すると推計。主な用途としては、接客や問い合わせ対応などとしている。17年に入り、「LINE」や「Facebook」など利用率が高いSNSやメッセージツールなどをプラットフォームとするチャットボットが提供されるようになり、利用者が増加した。さらに企業では業務の効率化を目的に、社内外からの問い合わせ対応に対話型AIシステムを活用する動きが見られる。
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