2018.8.10

再春館製薬所、「聴こえやすいコールセンター」を構築へ

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(株)再春館製薬所と再春館システム(株)は8日、卓上型対話支援システム「comuoon(コミューン)」を開発するユニバーサル・サウンドデザイン(株)と業務提携し、耳が聞こえにくい高齢者に向けた「聴こえやすいコールセンター」の構築に取り組むと発表した。

 

 

「日本で最も聴こえやすいコールセンター」構築へ

コールセンター向け音声通話支援システムを共同開発へ

 今回の提携で、両社は高齢者や難聴者の音声対話を支援するユニバーサル・サウンドデザインの独自技術「Sonic Brain(ソニック・ブレイン)」を活用した、コールセンター向け音声通話支援システムの共同開発に取り組む。同システムは今年11月頃、再春館製薬所のコールセンターにテスト導入する予定。

 

 顧客の高齢化が進む中、コールセンターでは音声コミュニケーションの品質向上が求められており、高度な音声信号処理技術や聴覚支援技術を活用してコミュニケーションに関する課題を解決するニーズが、今後ますます増加すると予想されている。

 

 再春館製薬所のコールセンターでは、社員約1000人が1日7000件にもおよぶ問い合わせや注文に対応。中には電話が聞こえづらいケースもあり、社員の負担が増している。

 

 

コールセンタービジネスの付加価値を向上

 ユニバーサル・サウンドデザインが開発した「Sonic Brain」は、音声情報を高精細化し聴こえやすい音声に変換する機能があり、この技術を活用して双方向音声対話支援システムを開発することで、コールセンターでの音声対話時の聞こえやすさを向上させることができる。これにより通話におけるストレスを低下させ、より働きやすい環境を整えることで、コールセンタービジネスに高い付加価値を与えることが可能となる。

 

 両社では、今回の取り組みによりコールセンターの働きやすい環境作りによる「働き方改革」を目指し、「日本で最も聴こえやすいコールセンター」の構築を進めていきたいとしている。

 

ユニバーサル・サウンドデザイン

 

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