2018.06.26 通販会社
三越伊勢丹HD、通販カタログ事業から撤退…赤字の継続で
(株)三越伊勢丹ホールディングスグループの(株)三越伊勢丹通信販売と(株)JP三越マーチャンダイジング(JPMM)は、両社が運営する通販カタログ事業を2019年3月末で終了することが26日、通販通信の取材で明らかになった。
撤退の理由は「紙媒体による通販の経営環境厳しい」
三越伊勢丹通信販売は、ファッションカタログ「三越カタログ」「時好(じこう)」、グルメ情報の「美味通信」、郵便局で配布する一部の通販カタログ誌などを発行するほか、カタログ掲載商品が購入できるオンラインサイトで商品を販売していた。三越伊勢丹通信販売は販売会社で、事業の運営者はJPMMだった。これらのカタログ誌とオンラインサイトは、19年3月末までで終了となる。
三越伊勢丹HDは「紙媒体による通販の経営環境は厳しく、JPMMがサービスを開始した14年以降、思うように事業が進まず、赤字経営が続いていた。今後も経営が改善する見通しが立たず、現状の営業形態での営業継続は困難と判断した」と話した。
三越伊勢丹HDの直近の決算(2018年3月期)によると、三越伊勢丹通信販売の売上高は、前年比で3億円減となる7500万円、営業利益は2億4800万円減の6000万円、純利益は1億3100万円減の5800万円だった。
JPMMの存続については「現在協議中のため未定」(三越伊勢丹HD)としている。三越伊勢丹HDの通販関連事業は今後、通販サイトの「三越オンラインストア」「伊勢丹オンラインストア」が中心となる。
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