２１年３月期に連結売上高３０００億円へ

　新経営体制では、同社グループ全体の「成長の加速」を目的に、ＣＥＯ（最高経営責任者）・ＣＯＯ（最高執行責任者）制を導入。同社の創業者の瀬戸氏がＣＥＯとして経営全般を統括し、ＲＩＺＡＰ関連事業の経営およびＭ＆Ａを含めた、同社グループ全体の経営戦略の策定・実行に注力する。

　ジョンソン・エンド・ジョンソン（株）代表取締役社長や、カルビーＣＥＯなどを歴任する松本氏が、新たに設置した代表取締役ＣＯＯに就任し、企業の経営改善を実施。ヘルスケア・メディカル分野における豊富な知見、グローバル企業での経営経験を活かして、ヘルスケア分野への本格展開、海外への本格進出など、基本戦略の策定・実行を担当する。

　他にも、５月中に本部構成を６本部・３室体制に変更。現会計監査人の東邦監査法人から、６月２４日付で太陽有限責任監査法人を新たな会計監査人として選任する。

　ＲＩＺＡＰは新たな経営体制で、２１年３月期の連結売上高３０００億円、営業利益３５０億円の達成を目指す。

　６月２４日以降のＲＩＺＡＰグループ（株）組織図は次の通り。