2018.5.15

石垣島の胡椒、原料産地の大部分が外国産…農組に措置命令

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消費者庁は15日、農事組合法人石垣島海のもの山のもの生産組合に対しECサイト上や容器包装に優良誤認表示があったとして景品表示法に基づく措置命令を行った。同組合では、香辛料「ヒバーチ」について、あたかも原材料が石垣島産のものであるかのように表示をしていたが実際は大部分が外国産のものだった。

 

 

甘い香りの胡椒「ヒバーチ」の容器包装とサイト表示に優良誤認

 「ヒバーチ」とは甘い香りが特徴の胡椒の商品名。原材料名はヒハツモドキ。石垣島海のもの山のもの生産組合が製造・販売を手掛ける。「石垣島海のもの山のものは、青果や商品を通じて石垣島の食材や食文化を全国へお届けしています」「甘い香りの島胡椒」「八重山、世界でも希少種の甘い香りの島胡椒(八重山を代表するスパイス)」などと商品のパッケージやECサイト上に記載していた。消費者庁では、これらの表示を「ヒバーチ」の原材料は石垣島産のものであるかのように示すものと判断。しかし消費者庁の調査の結果、実際は大部分が外国産だったという。

 

 消費者庁が違反を認定した表示期間は、遅くとも13年11月15日から17年11月9日まで。「ヒバーチ」4形態について違反が認定された。命令内容は、「違反の内容を一般消費者に周知徹底する」「再発防止を講じ、社内に周知徹底する」「今後同様の表示を行わない」−-ことの3つ。 

 

 石垣島海のもの山のもの生産組合では、「表示に関するコンプライアンス意識が甘かった。すでに違反認定を受けた表示はすべて修正しており、今後は再発防止に取り組む」としている。なお「ヒバーチ」については、現在は原材料名に「インドネシア産・沖縄産」と明記されている。同組合によると、「ヒバーチ」は石垣島産の原材料も含んでいるという。

 

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