ネット広告代理市場が1兆円規模に…ミック経済研究所調査

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(株)ミック経済研究所が9日発表した「ネット広告&Webインテグレーション市場の現状と展望2018年版」によると、ネット広告代理市場の総市場規模は16年度に1兆円超となり、17年度は1兆2100億円となる見込み。

 

 

16年度は前年比18.1%増の1兆510億円、17年度も15%増見込む

 同調査は、ネット専業広告代理店および総合広告代理店大手20社に対する面接取材と、その他主要代理店に対する電話取材、および文献情報調査をまとめ分析したもの。

 

 その結果、16年度のネット広告代理事業の総市場規模は、前年比18.1%増の1兆510億円に達し、初めて1兆円超の市場となった。さらに17年度には前年比15.1%増の1兆2100億円となる見込みで、21年度には年平均16.3%で成長し、総市場規模は2兆2400億円と2兆円の大台に達すると予測した。

 

成長の鍵は「インバウンド」

 市場の伸びの要因について同社は、2020年の東京オリンピック、パラリンピックによる海外からのインバウンドを意識した広告の出稿増が、市場を押し上げるためと説明。大手の総合広告代理店やネット専業代理店を中心に、海外市場への進出が活発になることも予想している。さらに、単なる広告枠の販売から運用型広告へのシフトにより、ブランディング広告中心の4マス広告の予算がネット広告に呼び込まれ、市場の拡大に寄与するとしている。

 

 他にも、総市場のうち運用型広告は年平均(17年度~21年度まで)18.3%で推移するのに対し、非運用型広告は同期間、平均3.3%と低調な推移となると予測。運用型の占めるウエイトは17年度には86.5%、21年度には91.2%と9割以上が運用型になると予測した。

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