カード忘れで付与されない「ユーレイポイント」が年間580億円に

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CCCマーケティング(株)が8日発表した「ポイントカード所持に関する意識調査」によると、商品購入時にポイントカードを忘れ、付与できなかったポイント(ユーレイポイント)は、年間で約580億円に上ることがわかった。

 

 同調査は20~50代の男女600人を対象にしたインターネット調査。調査期間は1月24~25日。

 

 

ポイントカードのアプリ化ニーズが高まる

 ポイントカードを所持しているかの質問では、何らかのポイントカードを持っている人は95.8%となった。また、所持するポイントカードがかさばり、「財布がパンパンに膨らんだ」ことがある人は67%に上った。

 

 ポイントカードを忘れた経験について聞いたところ、79.7%の人が「忘れたことがある」と回答した。「忘れたことがある」と回答した468人の忘れた時の対応は、「そのままポイントを諦めた」との回答が70.5%に及び、多くの人がポイントカードを忘れた際、ポイントを諦めていることがわかった。

 

 関西大学名誉教授の宮本勝浩氏による分析では、ポイントカードを忘れていなければもらえるはずだった「ユーレイポイント」は、年間で576億円に達すると算出。また、同氏は「ポイントカードを提示しないのは、『非常にもったいない』ことをしている、ということが分かる」とし、消費者が商品購入時にすべてポイントカードを提示した場合、日本全体の経済波及効果は1245億円に達すると試算した。

 

 また、ポイントをスマホで貯めることができるアプリがあった場合、71.1%が「利用したい」と回答。ポイントカードをアプリ化するニーズが高いことがわかった。同社では、さまざまなポイントカードや電子カードをまとめて管理できる「スマホサイフ」を運営している。

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