2018.1.16

前代未聞の16社一斉措置命令、「葛の花」問題の真相とは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年には、健康食品業界を揺るがす異例の取り締まりが起きた。機能性表示食品で初となる「葛の花由来イソフラボン」関連商品の措置命令だ。消費者庁は昨年11月7日、「摂取するだけで誰でも簡単に内臓脂肪が減少し、外見上の変化が認識できるほどの腹部の痩身効果が得られるかのように表示していた」として、「葛の花由来イソフラボン」を含有する機能性表示食品の販売会社16社に対し、景品表示法に基づく措置命令を出した。この取り締まりは前代未聞、異例ずくめのものだった。

 

 機能性表示食品で初というだけでなく、12社が措置命令を出される前に自主的に謝罪広告を出したこと、違反とした表示が「外見上、身体の変化を認識できるまでの腹部の痩身効果」という主観的である点、消費者庁の表示対策課が任意の事情聴取を実施したこと、同じ成分を配合した健康食品の販売会社16社を一斉に取り締まったことなどだ。なぜ異例ずくめの取り締まりになったのか? 複数の関係者への取材から、核心部分が見えてきた。

 

1 2 3 4 5 6

関連記事