2025.12.15 調査・統計
AIにサポートしてほしいこと、「複数のサイト、ショップの価格や在庫をまとめて比較」が最多
MMD研究所が12月12日発表した「ECサイト利用とそのAI利用の実態調査」の結果によると、利用しているECサイトは「楽天市場」「Amazon」「Yahoo!ショッピング」の順に多かった。また、約半数のユーザーがECサイト利用時にAIでサポートしてほしいと回答し、サポートしてほしいこととして「複数のサイト、ショップの価格や在庫をまとめて比較」が最も多かった。
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利用するECサイトは「楽天市場」がトップ
調査は11月14日~17日、18歳~69歳の男女を対象に、インターネット上で実施した(有効回答1000人)。
ECサイトを普段利用している人(496人)に、利用するECサイト(複数回答)を聞いたところ、「楽天市場」(77.1%)が最も多く、次いで「Amazon」(75.2%)、「Yahoo!ショッピング」(45.5%)が続いた。
4位以下は「Qoo10」(8.7%)、「au PAYマーケット」(8.0%)、「dショッピング」(6.6%)、「LOHACO」(4.3%)の順だった。
購入商品(複数回答)は「食品・飲料」(45.3%)、「日用品・化粧品」(44.6%)、「衣料品」(44.2%)がトップ3。4位以下は「書籍・雑誌」(41.6%)、「家電・電化製品」(38.1%)、「音楽・映画・ゲーム」(32.7%)など。
「AIにサポートしてほしい」は51.3%
ECサイトの利用時に「不便だと感じる」と回答した人は54.4%、「特に不便と感じることはない」は45.6%だった。
不便と感じる点(複数回答)は、「レビューの内容が信頼できない」(30.2%)が最も多かった。次に「広告やメールが多い」(28.1%)、「自分に合う商品かどうか判断しづらい」(27.8%)、「商品の比較がしづらい」(25.8%)が挙がった。
ECサイトの利用時にAIでサポートしてほしいかを聞いたところ、「サポートしてほしい」が51.3%、「特にサポートしてほしいことはない」が48.7%となった。
AIでサポートしてほしい機能(複数回答)は、「複数のサイト、ショップの価格や在庫をまとめて比較できる機能」が最多。これに「価格の変動を通知し、最安値を教えてくれる機能」「あいまいな言葉でも商品を探せる検索機能」などが続いた。
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