2025.08.05 ECモール
メルカリ6月期、過去最高益を計上…流通取引総額が前期比4%増で着地
メルカリが8月5日発表した2025年6月期連結決算は、売上収益が前期比2.8%増の1926億3300万円、営業利益が同59.2%増の278億4000万円、当期利益が同94.0%増の261億1400万円となり、過去最高益を計上した。
決算発表するメルカリの山田進太郎社長(オンライン)
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越境取引やBtoC取引が寄与
日本国内の業績は売上収益が同8.5%増の1498億700万円、セグメント利益が同13.7%増の348億6000万円で着地した。
マーケットプレイスでは越境取引やBtoC取引がトップラインの成長に寄与し、流通取引総額が同4%増の1兆1209億円に達した。
調整後コア営業利益率は「メルカリ ハロ」への投資を含め、38%の高水準で推移。「メルカリ ハロ」については効率的な投資を行い、クルー登録者数、パートナー拠点数ともに大幅増となった。
同社の山田進太郎社長は、「増益を伴うトップライン成長を目指すという基本方針の下、マーケットプレイス、フィンテック、USの3事業すべてで増益し、連結でも過去最高益を達成した」と話した。
AI導入による組織改革
今後の課題に、安全・安心なマーケットプレイスの確立や、AIを前提とした組織改革などを挙げた。
組織改革に向けて100人規模のAIタスクフォースを立ち上げ、取り組みに着手していると説明。すべての業務プロセスの棚卸しとAI導入を進め、今年12月までに、AIを前提とした業務プロセスへの再構築を完了させる予定という。
山田社長は「AIエージェントについては業務の棚卸しをしているところで、どういうところで使えるのかをまず特定しようとしている。(今後の)AIの進化を前提に、業務の見直しを随時進めていく形になる」との考えを述べた。
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