2025.07.03 調査・統計
ECサイトでのクレカ決済 2018年から2~3割減少…SBペイメントサービスの調査
ソフトバンクの子会社SBペイメントサービスが7月3日発表した「EC利用実態調査結果」から、ECサイトで利用する決済手段は「クレジットカード決済」が減少傾向にあり、「PayPay」「楽天ペイ」が増加していることがわかった。
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「PayPay」「楽天ペイ」が増加
調査は5月21日~6月5日の期間、過去1年間に、物販サイトで商品を購入した10~80代の男女2455人と、デジタルコンテンツサービスの支払いをした10~80代の男女1857人を対象に行った。
ECサイトで物品やデジタルコンテンツサービスの代金を支払う時に、よく利用する決済手段は1位が「クレジットカード決済」(52.2%)、2位が「PayPay」(32.0%)、3位が「楽天ペイ」(13.3%)の順となった。
「クレジットカード決済」の割合は年々低下し、2018年から25年にかけて2~3割減少した。また、物品購入の「コンビニ決済」「代金引換」、デジタルコンテンツサービスの支払いの「口座振替」「Pay-easy決済」も減少傾向にあった。
一方、「PayPay」「楽天ペイ」については増加傾向が続いている。
高単価商材では「後払い決済」も
商材別に見ると、衣類・服飾雑貨、日用品・生活用品・ペット関連、食品・飲料などの購入では、「クレジットカード決済」が1位、「PayPay」が2位だった。
家具・インテリア、自動車関連、生活家電・パソコンといった高単価の商材や衣類・服飾雑貨では、「後払い決済」のニーズもあることがわかった。
ゲーム、電子書籍、動画・音楽などのデジタルコンテンツは、「クレジットカード決済」「PayPay」「キャリア決済」の順となり、「キャリア決済」との親和性がほかの商材と比べて高かった。
チケット、旅行・宿泊については、「クレジットカード決済」が74.4%と圧倒的に支持されていた。
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