2025.05.14 ECモール
楽天1Q、売上収益が過去最高を記録…国内EC事業は6.2%増の2367億円
楽天グループは5月14日、2025年12月期第1四半期連結決算の説明会を開催し、売上収益が前年同期比9.6%増の5627億円となり、過去最高を記録したと発表した。国内EC事業の売上収益は同6.2%増の2367億円に拡大した。
オンラインで開催された決算説明会(5月14日午後)
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ネットサービス事業の売上収益6.9%増
営業損失は154億円となり、前年同期比から251億円の改善となった。特にモバイル事業の損失が大幅に縮小した。
インターネットサービス事業の売上収益は、同6.9%増の3055億円に拡大。国内ECの流通総額は同3.0%増の1兆4000億円に達した。昨年のうるう年の反動や、大雪などの悪天候の影響を除くと、4.4%増になると説明している。
楽天トラベルの国内宿泊取扱高は、2019年比で48.1%増を記録。また、広告事業の売上収益は前年同期比5.6%増の548億円に伸びた。インターナショナル部門の売上収益は、同2.7%増の4億3000万米ドルとなった。
相互関税の「影響は限定的」
国内EC事業の売上収益は同6.2%増の2367億円。「楽天市場」では楽天モバイルとの連携を強化したほか、「楽天最強翌日配送」の対象商品の売上が好調に推移した。
インターネットサービス事業の相互関税による影響については、「現時点では国内事業への影響は限定的」(三木谷浩史会長兼社長)と説明。一方、海外事業では、Rakuten Rewardsや広告事業で少し影響が出ているという。
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