2025.01.15 行政情報
「カルシウム入り」「高たんぱく質」など栄養強調表示の基準値を変更へ…3年の経過措置期間を予定
消費者庁は今春をメドに、加工食品の「カルシウム入り」「高たんぱく質」といった栄養強調表示の基準値を見直す。現在パブリックコメントを募集中で、消費者委員会への諮問手続きを経て施行する。
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たんぱく質やカルシウムなどの基準値が変更
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」が策定されたことに伴って、消費者庁は今年度内をメドに栄養素等表示基準値を見直す。これを踏まえて、栄養強調表示の基準値も変更する。
栄養素等表示基準値は、たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルなど各栄養成分について、18歳以上の摂取量の基準値を加重平均したもの。「カルシウム入り」「高タンパク質」「鉄たっぷり」などをうたう栄養強調表示の基準値は、栄養素等表示基準値から算出されている。
見直し案によると、「含む」「高」「強化」の旨を表示する場合の基準値は、たんぱく質、カルシウム、パントテン酸、ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンEで高くなる。一方、亜鉛、鉄、銅、ビタミンB1では現行よりも低くなる。
経過措置期間として3年を予定
具体的に見ると、たんぱく質は、「含む」が100gあたり8.1g→8.5g、「高」が16.2g→17.0g、「強化」が8.1g→8.5gにそれぞれ増加する。カルシウムについては、「含む」が102mg→105mg、「高」が204mg→210mg、「強化」が68mg→70mgに変更する案が示されている。
一方、鉄は、「含む」が1.02mg→0.98mg、「高」が2.04mg→1.95mg、「強化」が0.68mg→0.65mgとそれぞれ低くなる。
パブコメの募集後、消費者委員会への諮問を経て、食品表示法に基づく食品表示基準(内閣府令)を改正し、施行する。
(木村 祐作)
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