2024.06.18 行政情報
「チルドぎょうざ類」の個別表示ルールを廃止へ…消費者庁の分科会
消費者庁の食品表示懇談会「個別品目ごとの表示ルール見直し分科会」は6月18日、「チルドハンバーグステーキ」「チルドミートボール」「チルドぎょうざ類」にそれぞれ設けている個別表示ルールを廃止する方針を取りまとめた。
個別表示ルール見直しのスケジュール(イメージ)
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個別品目ごとの食品表示ルールを横断的ルールへ統合…消費者庁の「食品表示懇談会」
今年度内に改正案を公表
現在、すべての加工食品に横断的な表示ルールのほか、品目によっては個別表示ルールを設けている。個別表示ルールについては、その必要性や国際動向も踏まえ、廃止を軸に在り方を検討する。前回の会合では、「調理冷凍食品」の個別表示ルールを廃止する方向性が示された。
分科会は月1回のペースで開き、検討結果を食品表示懇談会へ報告する。結論を得た品目については今年度内に食品表示基準の改正案を公表し、パブリックコメントを募集する予定だ。
「チルドハンバーグステーキ」も廃止の方向
この日の会合で、「チルドハンバーグステーキ」「チルドミートボール」について、業界団体は個別表示ルールの廃止を要望した。表示が複雑となっていることや、横断的な表示ルールでも対応できることを理由に挙げた。委員からは特段の異論が出ず、森光座長は「廃止する方向で取りまとめたい」と述べた。
「チルドぎょうざ類」については消費者庁から、個別表示ルールを廃止し、横断的ルールに合わせる方向性が提案された。議論の結果、廃止の方向でまとまった。
ハム類・ソーセージはJASの見直しに合わせて、食品表示基準上の「定義」の見直しを先行して議論した。業界団体は「ケーシングしないものもハムと呼べるようにしてほしい」と要望。また、ドライソーセージなどで「牛の脂肪層」も使用可能とすることを求めた。
これに対し、委員からは「改正内容は製造の実態と整合性を合わせるもの。消費者の選択を狭めるものでもないので、要望は理解できる」といった声が聞かれた。
(木村 祐作)
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