2024.05.14 行政情報
動画で特別用途食品「経口補水液」の使用方法を解説…日常的に利用しないように注意喚起
消費者庁は5月13日、特別用途食品の経口補水液と、スポーツドリンクとの違いを紹介する動画「経口補水液ってなに?」を作成し、公開した。経口補水液を日常的に利用すると、ナトリウムの過剰摂取につながると注意喚起している。
消費者庁のホームページより
▽関連記事「経口補水液」は特別用途食品に、25年5月末までに無許可品を排除
許可基準型病者用食品の「経口補水液」が計4件に…来年6月1日から無許可の表示を規制
運動時の水分補給に利用しないこと
動画では、経口補水液とスポーツドリンクとでは、成分の配合割合も使用方法も異なると説明。経口補水液は、感染性胃腸炎による下痢・嘔吐の脱水症状の際に、水分や電解質を補給するために利用する飲料。体内から失われた水分と電解質をできるだけ早く補給し、脱水状態を改善するために、経口補水液を正しく使用することが大切と紹介している。
暑い日や運動時の水分補給として、経口補水液を利用することは適切でないと指摘。スポーツ飲料と比べて約3~4倍の電解質が含まれ、特にナトリウムやカリウムの摂取量を制限されている人の場合、健康に大きな問題を引き起こす可能性があるという。
飲む量や飲むタイミングは医師などに相談
また、健康な人であっても経口補水液を日常的に利用したり、1度に大量に飲んだりすると、ナトリウムの過剰摂取につながり、血管や心臓に負荷がかかると説明している。
このため、飲む量、飲むタイミング、飲む期間については自分で判断せずに、医師や管理栄養士に相談するよう呼びかけている。
熱中症の場合には、熱中症に対応した製品もあることから、特別用途食品の容器包装上の表示を確認して利用するようにアドバイスした。
消費者庁では、特別用途食品制度の許可基準型病者用食品に「経口補水液」を追加。無許可で「経口補水液」と表示している商品については、2025年5月末までに容器包装を変更するよう求めている。
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