2024.02.27 通販支援
楽天とOpenAI、通信業界向けAIツールを開発・提供へ
楽天グループは2月26日、OpenAIとの協業により、通信業界向けの最先端AI(人工知能)ツールを開発・提供すると発表した。楽天のOpen RANとOpen AIのAI技術に関する知見を組み合わせることで、通信業界に特化したAIソリューションの開発を目指す。
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通信業界固有のニーズ・課題に対処
両社は、モバイルネットワークの計画や構築・管理を行う際に生じる通信事業者固有のニーズと課題に対処するAIツールを開発する。
現在展開しているAIプラットフォーム「Rakuten AI」を、カスタマーサービス、ネットワークの最適化、不具合を事前に察知して故障を防ぐ予知保全のソリューションを含むプラットフォームへと進化させる。
これによって、通信事業者がネットワーク上の問題をリアルタイムに近い形で検出して解決する機能を強化する。また、サービスへの信頼性とパフォーマンスを向上させながら、応答性の高いネットワーク運用が可能になるという。
具体的なシナリオと事例を提供
両社の協業は、昨年11月に発表した戦略的パートナーシップに基づくもの。楽天のOpen RANに関する専門知識とOpenAIのAI技術を組み合わせることで、通信業界のAI活用に革新を起こすとしている。
楽天モバイルと子会社の楽天シンフォニーは、Open RAN技術に基づく世界初の完全仮想化クラウドネイティブモバイルネットワークを展開。楽天モバイルを通じて培った知見を生かして、各課題を反映した具体的なシナリオと事例を提供していく方針だ。
OpenAIのCOOを務めるブラッド・ライトキャップ氏は、「楽天との協業を通じて、世界中の通信業界に最先端のソリューションを提供できることを楽しみにしている」とコメント。楽天CDOのティン・ツァイ氏は、「Open RANはソフトウェアをハードウェアから切り離し、クラウド上でデータによりアクセスしやすくする。OpenAIとの協業で、消費者や企業などに新たな価値を提供する」としている。
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