2024.01.16 通販会社
初の「心血管疾患」リスク低減トクホを上市…予想される許可申請の増加
個別評価型・疾病リスク低減表示の特定保健用食品(トクホ)として、消費者庁から初の許可を受けたマルハニチロは2月1日、心血管疾患のリスクを低減させる可能性があると表示できるフィッシュソーセージ「DHA入りリサーラソーセージω(オメガ)」を上市する。これを機に疾病リスク低減トクホの許可申請が増加すると予想され、消費者庁では担当職員を増員して対応する構えを見せている。

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1日1本で疾病リスク低減をサポート
同商品の関与成分は、魚油に含まれるDHA・EPA。3本入りで、1日あたりの摂取目安量を1本(50g)に設定し、手軽に利用できるようにした。商品パッケージには、「本品はドコサヘキサエン酸(DHA)とエイコサペンタエン酸(EPA)を豊富に含みます。日頃の運動とDHA及びEPAを含む健康的な食事は、将来、心血管疾患になるリスクを低減する可能性があります」と表示している。
心血管疾患のリスク低減の可能性をうたえる初のトクホとして、日頃の食生活への利用を提案する。
競合品が存在しない新たな市場
疾病リスクの低減をうたえるトクホは、配合成分による疾病リスク低減効果が医学的・栄養学的に確立している場合、消費者庁や消費者委員会の審議を経て許可される。機能性表示食品制度では認められておらず、トクホだけの仕組みとなっている。規格基準型と個別評価型があり、規格基準型については「カルシウムと骨粗しょう症」「葉酸と神経管閉鎖障害」の2種類しかなく、申請する企業はごく少数に限られていた。
一方、個別評価型の場合は、訴求したい疾病名を含む表示内容を企業側で定めて、消費者庁へ申請できる。このため、自社の戦略に沿ったジャンルの商品を開発することが可能だ。これに加え、現時点では競合品が存在せず、企業にとって魅力的と言われている。
今後は申請企業の増加が予想されることから、消費者庁では来年度からトクホ担当の職員1人を増員し、対応する予定だ。
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