2023.06.08 調査・統計
EC/D2C事業者の課題、1位「売上」・2位「広告予算の獲得」
D2C支援事業やECプラットフォーム「ecforce」(イーシー・フォース)を提供する(株)SUPER STUDIOが7日発表した『EC/D2C事業者のマーケティング活動における実態調査』の結果によると、運営上の課題は「売上」が最多。「広告予算の獲得」「新規顧客獲得」が続いていた。
また、デジタル広告の出稿媒体は「SNS広告・LINE広告」が4割超えで最多だった。

また、デジタル広告の出稿媒体は「SNS広告・LINE広告」が4割超えで最多だった。
「CPAが高騰している」と66%が回答
調査は4月13日~17日。自社ECサイトの運営に携わる担当者509人に聞いた。インプレッション単価(CPM)と新規顧客獲得単価(CPA)について、高騰していると感じるかという質問ではCPMが67.0%、CPAは66.5%が「高騰している」「やや高騰している」と答えていた。
EC/D2C事業の運営における課題については、「売上」が41.5%、「広告予算の獲得」が36.5%、「新規顧客獲得」が34.6%の順。CPM・CPA高騰の影響を受け、「広告予算の獲得」の課題も上位になっていた。
デジタル広告における月予算は「300~500万円未満」が最多だった。従業員別では、1~30人未満は「100万円未満」、30~500人未満は「300~500万円未満」、500人~3000人未満は「500万円~1000万円未満」、3000人以上は「2000万円以上」。従業員数に比例して、月の広告予算も大きくなる傾向にあった。
デジタル広告の出稿媒体は「SNS広告・LINE広告」が全体で41%
デジタル広告の出稿媒体は「SNS広告・LINE広告」が全体で41.5%。フード/ドリンク業界は「自社メディア・自社SNS」が38.7%と、他業種に比べ高い傾向にあった。
EC事業の「効果分析」については、黒字化できているEC事業者は69.0%が「充分にできている」「ある程度できている」。一方で、黒字化できていない事業者は、63/3%が「あまりできていない」「まったくできていない」と回答していた。
黒字化できていない事業者の「あまりできていない」「まったくできていない」理由としては、「社内にデータアナリストがいない」(28.9%)、「分析ツールを使っていない」(25.6%)、「社内に分析の知見がない」(24.4%)など。データアナリストや分析ツールを用いた効果分析の有無が、経営状態に影響することがうかがえた。
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